甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年1月9日

(平成21年1月9日(金) 8:43~8:47  於:衆議院議員食堂)

1.発言要旨

 どうぞ。

2.質疑応答

(問)定額給付金のことなんですけれども、今国会審議中ですが、大臣は受け取りになるお考えはありますでしょうか。それと理由について教えてください。
(答)この定額給付金はですね、2つの趣旨がありますよね。1つは家計支援、もう1つは消費刺激。この2つの意味合いがあります。家計支援ということで言えば、私は申請しないほうがいいかと思います。ただし、消費刺激という責務がありますから、私のポケットマネーから家族には定額給付をいたしまして、給付をした以上に使えと、しかも地元の商店街で使えという要請をしようと思ってます。
(問)所管が違うと思うんですけども、官民人材交流センターのことで、今、渡りについて、去年12月に政府が閣議決定した政令の中で渡りの道が開かれているということで、そこを規制するかどうかということが焦点になってますけども、大臣、閣僚の1人としてどのようにお考えでしょうか。
(答)これは、人材交流センターがちゃんと稼働すれば、渡りあっせんはなくなるわけですね。だから、早く稼働させるということが第一です。
 それから、法律の中に、その間の目詰まりを起こさないような仕組みをどうするかという経過措置が書いてあるんですね。もう既に渡辺行革大臣がこの法律をつくったときに法律の附則に書いてありますから、それが適正なルールで運用されるようにしっかり監視をするということだと思います。
 いずれにしても、公務員制度改革全体が全部仕上がれば、定年の延長も含めて、つまり自分の意思と反して辞めなきゃならないということ自体がなくなるということになれば、すべては解決していくということでありますから、公務員制度改革をしっかり仕上げるということが大事だと思います。
(問)その話題に関してなんですが、自民党の公務員制度改革委員会が、昨日、12月の政令は見直すべきだということで、抗議する意思を示してますが、大臣は政令自体の見直しについて何かお考えがありますでしょうか。
(答)これは、私の所管でありませんからね、官房長官の所管ですから、官房長官がいろいろと御判断されることだと思います。

(以上)