閣議における大臣発言(平成20年版国民生活白書について)

  1. 平成20年版国民生活白書について御説明申し上げます。
  2. 本年の「国民生活白書」は、「消費者市民社会への展望‐ゆとりと成熟した社会構築に向けて‐」という副題の下、消費者市民社会への転換が求められている中での消費者政策の課題などを考察しています。
  3. 本白書では、消費者・生活者の安全・安心が脅かされるリスクにさらされており、それらリスクを許容範囲内に抑えるため、政策の信頼性を高めるなど、消費者政策の大きな転換が必要であると強調しております。また、国民の幸福感が高まっていないことから、ゆとりのある生活が重要であることなどを指摘しております。
  4. 国民の皆様にとって、今後のあるべき社会に向けた課題を共有し、消費者・生活者が切り開く新たな時代を展望するため、本白書がその参考となることを期待しております。