野田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年3月31日

(平成21年3月31日(火) 9:34~9:37  於:第4合同庁舎6階605号室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議について、特に御報告することはありません。

2.質疑応答

(問)閣議の後に総理とお話をされていたようですが、どういった話をしたのですか。
(答)官邸で「経済危機克服のための『有識者会合』」が開催されて以降、これからの科学技術政策は非常に重要なので、いろいろ知恵を絞って頑張れと総理から指示を受けておりますので、その中間報告をしていました。
(問)消費者庁関連法案の審議も既に40時間前後ぐらいまで審議が行われ、かなりハイスピードで進んでいますが、感想など、いかがでしょうか。
(答)連日、朝から夕方まで委員会に出席し、様々な委員の皆さんの御意見なり、御質問なりを聞いていますとすごく勉強になりますし、逆に言いますと、だからこそ、この消費者庁関連3法案を出してよかったなと、今、国民の多くが求めていることを成し遂げようとしているんだなという強い思いに駆られます。あとはとことん審議を尽くしていただいて、私も体力の続く限り頑張って誠心誠意答弁に励みたいと思っています。本件は与野党対立の政策でも何でもなく、双方ともやはり消費者行政は大事だからということで議論が始まっていますので、なるべく速やかに、1日も早く消費者庁ができることが国民の安全・安心にそれだけ早く直結するということで、成立に向けて私も頑張りますし、委員の皆さんの御理解もいただきたいなと思っています。
(問)消費者庁関連法案に関して、野党側との妥協点、最終的なゴール地点のイメージは見えてきた感じがしますか。
(答)それについては公党間で、与野党で話をしていただくことですが、私としては、地方の消費者行政を充実させなければいけないと、そして正直なところ、明治以来の縦割り行政の中でたるんでいた部分、至らなかったところが消費者行政にあったとするならば、そこに喝を入れる意味で、司令塔たる消費者庁というものを、やはり内閣の中に置いて、総理大臣の厳しい、強い権限の下で知らしめていかなければいけないという思いは変わりませんので、どこまで与党・野党の皆さんに御理解をいただいて、答えを出していただけるか、期待して見守っています。

(以上)