中山内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年8月29日

(平成20年8月29日(金) 10:26~10:33  於:内閣府本府5階522会見室)

1.発言要旨

 本日の閣議は、一般案件2件、政令3件、配布3件、計8件の案件がございました。
 私の所管案件はございませんでした。
 以上です。

2.質疑応答

(問)今日の閣議とか、閣議後の閣僚懇談会のほうで、総合経済対策の意見交換というのは。
(答)ありませんでした。
(問)長官室のほうに行かれたようですけれども。
(答)仕事で伺いましたが、特段報告することはございません。
(問)長官とはお会いになっていないんでしょうか。
(答)それは、お会いしていますけれども、長官もお忙しくて、すれ違うくらいのことでした。
(問)それから、北朝鮮が核施設の無能力化を中断するということを具体的に宣言してきましたけれども、これは核問題の話なんですけれども、これが拉致問題の交渉、ある意味、そういう意味での全般的な日朝関係に与える影響というのはどのようにお考えでしょうか。
(答)核の無能力化の動きが直接拉致問題に直接に影響を与えるとは思っておりません。もちろん、どちらも北朝鮮という国にかかわることですから、その動きなどは注意深く見ていかないといけないと思っています。
 ただ、無能力化の話にしても、これから行われるやり直し調査にしても、北朝鮮が約束した形のものをしっかり行うということが、当然のことですが、必要だろうと思っています。
(問)やり直しの調査委員会の立ち上げというのはどんな状態でしょうか。
(答)今のところ、全く連絡は来ていません。
(問)日本側から問い合わせたりということは。
(答)それは常時やっているはずだとは思いますが。具体的には今のところ連絡はありません。
(問)このままだと、結局何も動かないままずるずるいってしまう恐れも出てきて、あくまで一つの区切りというようなところがあるかと思うんですが……。
(答)外務省サイドも北朝鮮のそういったこれまでの動きを見ながら、可能な限り秋までにという言い方で、無為に日を過ごすことのないようにということを北朝鮮側に念押ししているという状況です。
 ただ、北朝鮮が、合意したような調査を行う、そのために時間がかかっているのであれば、合意したことを含まないような調査を行うよりは、しっかりした調査を行う体制を今つくるということに重点を置いたほうがいいであろうとは思っています。
 ただ、具体的にはどういう状況かというのは、北朝鮮の内部の動きをつかめていませんので、動きを見ながらということになると思います。内部でどういうことが起きているかということはなかなか見えない部分がありますが、ただ、何らかの形で見えてくるはずですから、そういった少しずつの動きでもしっかり見極めながら対応していくことであろうと思っています。
(問)火曜日の閣議後会見で、高村外相が、中山大臣から真意を説明したいという申し出があったのでという話をされていたんですけれども、高村さんには何かお話はされたんでしょうか。
(答)高村外相とは十分連絡をとっています。真意を説明したいということではなく、報道を通じて伝わると真意が間違って伝わる可能性があることから、直接お話しいたしましょうということです。直接連絡を取り合いながら対応していくということが重要だと思っています。
(問)火曜の会見のときに太田農水大臣の件を伺ったら、まだ把握されていないということだったんですが、改めてどのように福田内閣の閣僚として受け止められていますか。
(答)今もなお、そういった点についてはフォローというのは、私自身非常にできていないというのが本当のところです。

(以上)