上川内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年4月4日

(平成20年4月4日(金) 9:10~9:16  於:衆議院分館1階玄関ホールぶら下がり)

1.発言要旨

 おはようございます。
 4月4日の閣議でございますが、国会提出案件が15件、法律案が1件、政令3件、計19件の案件がございました。
 このうち私の所管案件はございませんでした。
 報告事項として2件ございます。
 1件は、本日の夕方でありますが、JR千葉駅前におきまして、NPO法人の「ユース・サポート・センター友懇塾」が行っております街頭清掃活動を視察いたします。視察の前に、活動に参加する青少年との懇談をさせていただく予定でございます。
 この友懇塾でございますが、様々な問題を抱えた青少年の非行防止と立ち直りの支援を図るための活動を行っている法人でございまして、理事長の井内清満氏は、現在、青少年育成施策大綱の見直しのために開催しております有識者との懇談、2月25日の開催でございましたけれども、そこで御発表いただきました。
 詳細につきましては、共生社会政策統括官付の青少年育成第1担当までお問い合わせいただきたいと思います。
 2点目でございますが、来週8日の火曜日、閣議の前に第17回男女共同参画推進本部を開催をいたします。
 本部では、先日の男女共同参画会議において総理から御指示がございました「女性の参画加速プログラム」を策定する予定でございます。
 詳細は男女共同参画局までお問い合わせいただきたいと存じます。
 以上です。

2.質疑応答

(問)大臣、今日の閣議あるいは閣僚懇で、総理から何か発言はありませんでしたか。
(答)閣議の内容につきましては、私から発言すべきことではないということでございますので、差し控えたいと思います。
(問)今日から参議院で税制関連法案の本格的な審議がようやく始まりますけれども、どのような審議を期待されていますか。
(答)関連法案は本来ならばセットで通すべきことだったわけでありますし、また1カ月審議が遅れているということでありますので、国民の皆様に御理解をいただけるように、そして、歳入の欠陥が短期間で済むように、集中的、精力的に審議していただきたいと思っております。
(問)なかなか今のままでは民主党は法案に賛成することが難しいようですけれども、再可決の時期などはどのように考えておられますか。
(答)これは総理が御判断することだと思いますが、総理としても、しっかりと理解していただくように緊張感を持って御努力なさるということでありますので、そのための一致した活動ということで、閣僚の一人としても取り組んでいきたいと思っております。
(問)最近また福田政権の支持率が低下傾向にありますけれども、福田政権を支える閣僚の一人としてどのように取り組んでいかれたいですか。
(答)総理として、就任以来様々発信し続けてきたこと、例えば生活者や消費者の目線を大事にする、そして、それによって国全体の行政のあり方そのものも見直していくという、そういう新しい視点を取り入れていくということで取組が始まったわけであり、その成果も出てくるわけであります。しかし、国民の皆様に理解していただくところまでいくには相当頑張って説明をしていかなければいけないということで、こうした前向きな取組について御理解をいただけるようにということで、閣僚全体としてチームワークよく対応していかなければいけないと思っております。
 私の担当で、今日御説明させていただきましたが、男女共同参画の加速プランということで、これは前回の男女共同参画会議で総理から御指示をいただいたことでございますが、4月を目途にということでありましたので、これにつきましても、内容をよく御理解していただくように積極的に働きかけをしていく、つまり広報戦略というようなことについてももっと強化していかなければいけないと思っております。

(以上)