上川内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年2月8日

(平成20年2月8日(金) 8:53~8:57  於:衆議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。
 2月8日の本日の閣議でございますが、一般案件6件、国会提出案件19件、公布1件、法律案4件、政令3件、計33件の案件がございました。このうち私の所管はございませんでした。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)今日、大阪府の橋下知事が来られるようですけれども、橋下知事は子供の問題に大変熱心に取り組むということをおっしゃっていますが、どのようなお話をされたいなとお考えでしょうか。
(答)事前に子供に関連する公約をたくさん掲げ、訴えられていたということでありますし、また御自身も7人のお子さんがいらっしゃるということなので、御体験も含めて率直に、その政策を今度は公に立って実施していただくように、私の方から強くお願いしたいと思っています。
(問)歌手の倖田來未さんが、ラジオ番組で「35歳を過ぎると母親の羊水が腐ってくる」という趣旨の発言をして、昨日テレビ番組で謝罪をされていましたけれども、このことについて何かございますか。
(答)謝罪をしていらっしゃったあの姿は、本当に言葉というものを大切にしていかなければいけないとコメントされていましたが、このお産にかかわる問題というのは、本当にいろいろデリケートなことがあるので、社会全体が温かな気持ちで応援をすることができるように、社会の雰囲気をつくっていくということが大事ではないかと思いました。
 同時に、産む性としての女性の身体についての十分な知識や、理解を得ることも当然大事であって、例えば、妊娠前期は非常に危険で不安定な状態であるということについて、やっぱりママになる方もよく理解していかなければならない。妊娠後期になれば別の問題もあるし、また年齢的に高齢になればなかなか出産は容易ではなくなるので、こういうことについても十分に理解を深めていくことが必要です。そういう意味では、女性の健康についての理解、体についての理解、妊娠と出産についての理解が、まだまだ十分でないなと感じました。こうした理解が深まるようにしていくことも、少子化の政策としても大切なことではないかと思います。

(以上)