泉内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年3月11日

(平成20年3月11日(火) 9:27~9:32  於:警察庁18階第4会議室)

1.発言要旨

 本日の閣議では、国会提出案件として、鈴木宗男衆議院議員提出に係る質問主意書に対する答弁書について、決定をいたしました。本件は、いわゆる志布志事件の捜査に関して鹿児島県警察において授与した表彰に関する政府の見解等について、鹿児島県警察における対応に関し、事実関係等を答弁するものであります。
 政令が2件ございます。1つは、昨年1年間に発生した局地的な災害のうち、能登半島地震、台風4号、5号、9号、11号など延べ78市町村の区域にかかわる15の災害を局地激甚災害に指定をするものでありまして、公共土木施設とか、あるいは農地等の激甚災害復旧事業については、国庫補助率が1割から2割程度かさ上げをされるという内容です。もう1件は、平成12年に噴火をした三宅島の激甚災害の指定を、これまでも4度にわたって1年ずつ延長してまいりましたけれども、今回も、さらに1年間延長をするというものでございます。
 それから、閣議の中で、文部科学大臣から、「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画の変更」について御発言がございました。
 その後、閣僚懇に入りまして、上川大臣、公文書管理担当大臣でありますが、公文書管理の在り方についての御発言。その後、総理から成長力強化への早期実施策について御発言がございました。この御発言を受けまして、大田経済財政政策担当大臣から御発言がございました。

2.質疑応答

(問) 北朝鮮による日本人拉致事件に関し、北朝鮮幹部が関与していた疑いが濃厚になったとの報道がありますが、いかがですか。
(答) 報道は承知しております。警察としては従来から日本人拉致事件の全容解明に向けて全力で取り組んでおります。捜査の内容については、今の段階で私から申し上げることは、差し控えさせていただきます。

(以上)