泉内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年2月15日

(平成20年2月15日(金) 8:40~8:55  於:衆議院 議員食堂)

1.発言要旨

 閣僚懇談会では、総理から年度末に向けた中小企業対策についてお話がございまして、この後、経済産業大臣、金融担当大臣、経済財政政策担当大臣、財務大臣、国土交通大臣から御発言がございました。
 その後、私から、交通事故情勢と今後の課題について発言いたしました。昨年の交通事故死者数は5,744人にまで減少しましたが、まだ多くの課題があります。後部座席のシートベルト着用率の向上、高齢者の事故の抑止等に一層努力してまいることを申し上げ、関係閣僚の御協力をお願いいたしました。

2.質疑応答

(問)沖縄県での米兵による女子中学生被害の暴行事件を踏まえて、防犯カメラの設置や、米軍と日本の警察との共同パトロールを行うといった案が報道されておりますが、どのようにお考えですか。
(答)そのような話が出ていることは承知しております。
 防犯カメラは、犯罪抑止や発生事案の解明に有効ですが、その設置については、設置者において、地域の方々のご理解を得られるか、プライバシーの不当な侵害がないか等の検討がなされる必要があると思います。
 また、米軍関係者が生活指導の観点から巡回していることは承知しておりますが、日本の警察官がこれに同行することについては、今後の検討を待たなければならないと思います。沖縄県の治安確保は沖縄県警の任務ですので、まずこれをきちんと行っていくことが大事です。その上で、県民の感情を十分推し量りつつ、県警の意向を踏まえながら検討すべき事柄であると思っております。
(問)共同パトロールについては、具体的な検討に入られていますか。
(答)まだそのような段階ではありません。

(以上)