泉内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成19年9月21日

(平成19年9月21日(金) 10:24~10:30  於:合同庁舎5号館 305号室)

1.発言要旨

 おはようございます。今日も閣僚懇談会でございました。
 一般案件は、「国民経済計算調査会議の廃止」などについてありました。
 官房長官から、総理の御病状について、来週火曜日の閣議の御出席について担当医の方とお話をされたようでございます。最終的には、担当医の方の御判断にお任せせざるを得ないということのようでございましたが、官房長官としては、火曜日の閣議にお出ましをいただければという御意向は担当医の方にお伝えになったというお話を伺いました。

2.質疑応答

(問)昨日、警視庁立川署の事件について国家公安委員会として警視総監を処分されましたが、あらためまして、この事件のご所感をお伺いしたいのですが。
(答)大臣就任の際にも申し上げたと思いますが、国民を守るために貸与されたけん銃を使って、一般市民を殺害し、そして自殺をするという大変許すべからざる事案であると思っております。
 今回、国家公安委員会として処分をさせていただきましたが、その際、それぞれの委員からもご発言がありました。私としましては、この機会に、警察官がその使命をさらにわきまえ、国民に信頼されるよう一層精励をして欲しいという思いを強く持ちました。
(問)鹿児島の踏み字事件で警部補が在宅起訴されましたが、この件に対するコメントをいただけますでしょうか。
(答)この件については、鹿児島県警はこれまでに必要な調査を行ってきていると思っております。このような事はあってはならないので、在宅起訴されたという事実を踏まえて、捜査の在り方等について、もう一回原点にかえって、適正な捜査が行われるように、鹿児島県警だけではなく全ての警察で確認をしてもらいたいと思っております。
(問)鹿児島の選挙違反については、強引な捜査を指揮した警部補の上司の処分が軽いのではないかという指摘があるのですが、在宅起訴を受けて、処分について考え直すお考えや、処分についてのご所感がありましたらお願いします。
(答)先程も申し上げましたように、県警としてはきちんとした対応をしてきたと私は思っております。署長のことを念頭におっしゃっているのであれば、退職をしておられますので、処分の見直しは事実上できないと理解をいたしております。

(以上)