泉内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成19年9月18日

(平成19年9月18日(火) 10:26~10:33  於:警察庁18階第4会議室)

1.発言要旨

 閣僚懇では、平成19年秋の全国交通安全運動の実施について、岸田内閣府特命担当大臣からお話があり、続いて私も発言をいたしました。私からは、飲酒運転を行った者やその周辺者に対する罰則の強化等を内容とする改正道路交通法の一部が今月19日に施行されること等を踏まえて、各自治体や関係機関・団体と連携をしながら、飲酒運転抑止対策を始めとした交通事故防止対策を一層強力に推進するよう警察を督励する所存であることについて、発言をいたしたところでございます。
 文部科学大臣、科学技術政策担当大臣からH-ⅡAロケットの13号機打ち上げについての御発言がありました。その後、先日、私どもが総理へのお見舞いを申し上げるということでお見舞状を準備いたしましたけれども、これを14日の午後、官房長官がお届けになったという御報告がありました。

2.質疑応答

(問)総理の容体につきましては、何か閣僚懇でお話はございましたでしょうか。
(答)特にございませんでしたけれども、総理御自身は一日も早くというか、例えば閣議にも出たいというような御意向をお持ちのようでございますけれども、官房長官のお言葉をかりれば、お医者さまや御家族とよく御相談をいただいてというようなお言葉を申し上げられたと伺っております。
(問)23日に総裁選がありますけれども、今のところそれぞれの候補について、方針ですとかそういったことに対する御所感をお願いいたしたいのですが。
(答)皆さんが既にいろいろとお話になっておりますように、福田候補は安定的なイメージを国民に与えておられるのではないか。麻生候補は、日本の底力は強いんだということで国民に頑張ろうというメッセージを送っておられるというふうに私は受け止めております。先日、党本部での演説会にも出席をさせていただいて、そんな印象を持っておるわけです。
(問)福田元官房長官と麻生幹事長が自民党総裁選に立候補されましたが、拉致問題について、若干温度差といいますか方針の違いがあるようです。この点についていかがお考えでしょうか。
(答)お二人とも、拉致問題は解決しなければならないテーマだとはっきりおっしゃっております。福田先生は官房長官時代のご経験を踏まえてのお話だと思います。麻生幹事長は外務大臣等のご経験の中で(北朝鮮への)圧力ということをやや表に出しておられるということで、アプローチに若干違いがあるかもしれません。ただ、私としては、アプローチの違いがあるとしましても、拉致問題が日本にとって大変重要な問題であり、解決しなければならないというご認識の点においては、何ら変わりはないのではないかと思っております。

(以上)