岸田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成19年10月16日

(平成19年10月16日(火) 8:40~8:44  於:参議院議員食堂前ぶら下がり)

1.発言要旨

 本日の閣議は、一般案件が3件、国会提出案件が31件、法律案が1件、政令が3件あり、私どもの関係案件はありませんでした。
 私から1件ございます。
 まず、閣僚は地方に赴いて国民の声を聞くようにという福田総理の指示も踏まえまして、来る11月17日、和歌山県那智勝浦町で予定されております「暮らしの複線化に関するセミナー」に出席し、地元に移住された方と意見交換を行うとともに、先進地域の視察を行いたいと考えております。詳細につきましては、再チャレンジ推進室にお問い合わせください。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)先ほどの那智勝浦の話ですけれども、先進地域というのは、何をもって先進地域ということですか。
(答)いわゆる暮らしの複線化、要するにライフスタイルの多様化においてということです。具体的には地方に対する移住などといったことに関する先進地域ということです。
(問)それは先日、総理からも指示が出された、地域活性化の計画づくりの一環ということでよろしいですか。
(答)そういったものにも資するような成果を持って帰りたいとは思いますが、それより先に総理の方から地方にどんどん閣僚は出ていって、多くの声を聞いてくるようにという御指示がありました。その指示の方を受けてという意味合いの方が強いと思います。
(問)教科書検定意見撤回を求める県民大会実行委員会の方々が、総理への面会を求めて再度要請にいらっしゃいましたが、岸田大臣として、改めて、文部科学省側に善処を促すようなことをするおつもりはありますでしょうか。
(答)検定制度については文部科学大臣の所管ですので、私から具体的なことについて申し上げることは控えさせていただきます。しかし、やはり地元の声には丁寧に対応していただきたいということは、引き続きお願いしたいと思いますし、そうした内閣の姿勢がほかの課題においても良い影響を及ぼすのではないか、そんなことを考えますと、私自身もより丁寧に地元の声を聞く、こうした姿勢を大切にしていきたいと思っています。

(以上)