菅内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成19年1月5日

(平成19年1月5日(金) 10:47~10:51  於:総務省会見室)

1.発言要旨

 おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
 初閣議を終えてまいりました。総理から年頭の挨拶、その後に交通事故防止対策の推進という中で、交通事故死者が6,350人と非常に減ったという報告が、内閣府特命担当の高市大臣と溝手大臣からありました。その後に閣僚懇談会があって、今年はそれぞれ団結し合っていこうと、そういう意見が各閣僚から出たと、そういう内容であります。案件としては、私も含めた閣僚の海外出張、人事案件等がありました。その後、新年ということで、皆で乾杯をし、懇談をしてまいりました。
 以上です。

2.質疑応答

(問)年初ということで、今年の課題と抱負ですね、特に通常国会には総務省に関係する法案が多岐にわたって出る見通しになっていますけども、その中でもどういった点に重点を置いて取り組んでいかれたいと思っているのか、それをまずお聞かせください。
(答)私個人的には、やはりスピード感を持って仕事に当たりたいと思いますし、信頼感のある、そして将来を先取りするようなそうした政策をしっかりと行っていきたい、こう思っております。
 通常国会でありますけども、皆さん御承知の通り、予算関連法案の地方交付税法、地方税法、あるいは恩給法の改正などの他に、通信・放送分野の改革とか、あるいは行政改革等いろいろな法案があります。そして10月1日には郵政民営化がいよいよスタートするということで、大変課題の多い平成19年であると思いますけれども、一つ一つ着実にそうした法案を処理していくと。そして、そのことによって、国民の皆さんの期待にお応えをしていきたいと、こう思っています。
(問)明後日からアジア3か国歴訪に行かれますけども、この今回の外遊の狙いについてお聞かせください。
(答)私、国会議員になってから、日本は、当然、中国、韓国はもちろんですけれども、アジアの諸国ともやはり友好関係を深めていかなければならないと思っていました。特に今回訪問するベトナム、インドネシア、インドというのは、その中でも非常に人口の多いところでありますので、ICT(情報通信技術)国際競争力懇談会を立ち上げましたが、私は、日本の将来のそうした市場として、この3か国というのは非常にキーになる国だというふうに思っています。そこを訪問して友好関係を構築すると同時に、今までそれぞれの政府との間で詰めてきている仕事に拍車を掛けて成果を上げたいと、そういう思いで訪問することといたしました。

(以上)