溝手大臣記者会見要旨 平成19年6月15日

(平成19年6月15日(金) 9:09~9:15  於:衆議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。
 閣議では、「東ティモール選挙監視国際平和協力業務実施計画の変更」について、事務的な変更ではありますが、決定がなされました。それから、「経済上の連携に関する日本国とブルネイ・ダルサラーム国との間の協定の署名等」「がん対策推進基本計画」について、の決定、「皇太子殿下のモンゴル国御訪問」についての了解、「平成18年度障害者施設の概況」について内閣府の国会提出案件の決定がなされました。また、「平成18年度科学技術の振興に関する年次報告」、政令、その他でございました。
 それともう一つの大きな話は、国際会議の開催、誘致拡大に向けての取り組みというのが閣僚懇談会の話題になりました。これは塩崎官房長官、麻生外務大臣、それから冬柴国土交通大臣、さらに総理大臣から発言がありました。主な国際会議の開催件数を5割以上伸ばし、アジアにおける最大開催国を目指すという方針を持って、これから達成するよう各省にお願いをしたいという発言でございました。各省それぞれ国際会議の開催に向けて努力をしていくということになるのだろうと思います。

2.質疑応答

(問)道交法が成立しましたが、大臣の御所感をお聞かせください。
(答)まずはほっとしました。大変長いこと掛かっていて、その間、内閣委員会にはいろいろ賑やかなテーマが入り込んできましたから。中身としては、そこそこのものができたのではないかと自負をいたしております。
 今日は内閣委員会で4時間にわたって警察集中です。道交法が終わってやれやれという感じではないと思います。銃器問題について、いろいろな問題点が出てくるのだろうと思います。
(問)朝鮮総連の関係で、元公安調査庁長官のところに捜査が入りましたけれども。
(答)前回の会見で「問題のない取引であることを願っております」と言いましたけれども、個人的な直感では、名義貸し的な動きのように思いました。(一般論で言えば)通常の取引で入金前の段階で名義を動かすというようなことは、常識的に考えられません。

(以上)