溝手大臣記者会見要旨 平成19年6月12日

(平成19年6月12日(火) 9:26~9:34  於:警察庁18階 第4会議室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 今日の閣議では、来年のG8・主要国首脳会議の開催について正式に了承したところでございます。麻生外務大臣、私及び塩崎官房長官から発言がなされました。私からは、「イスラム過激派によるテロ事件や、反グローバリズムを掲げる団体による暴動等の発生が懸念される大変厳しい情勢にあることから、警察庁及び北海道警察においては所要の体制を構築して警備諸対策を開始しているところである。今後とも国民の理解と協力を得ながら、全国警察の総力を挙げて警備の万全を期する所存であり、各位の御協力をお願いしたい。」という発言をしたところでございます。また、官房長官の発言は、本日をもって官房長官を議長とする「北海道洞爺湖サミット準備会議」を内閣官房に設置するということでございました。
 それから、交通事故の状況及び交通安全施策の現況等についての決定がされ、高市大臣から発言がありました。また、「平成18年度の観光の状況」及び「19年度の観光施策」について冬柴国土交通大臣から、「破綻金融機関処理のために講じた措置の内容等に関する報告」について山本金融担当大臣からそれぞれ発言がありました。外務大臣からは、「日本国とカンボジア王国との間の署名」について発言がありました。

2.質疑応答

(問)朝鮮総連本部の建物が民間会社へ売却されたということですが、土地の登記簿等によると、売却先の会社の社長は公安調査庁の元トップのようです。そうなりますと道義的な責任が出てくると思いますが、この点はどのように見ておられますでしょうか。
(答)報道は承知しておりますが、内容についてはまだ把握しておりません。今から早急に調査をしたいと思っております。問題のない取引であることを願っております。
(問)現時点では、詳細について、大臣のところへ報告されていないのでしょうか。
(答)されておりません。
(問)本日をもって内閣官房に「北海道洞爺湖サミット準備会議」を設置するということですが、メンバーはどのようになっているのでしょうか。
(答)官房長官を長として、内閣官房の副長官補クラスと各省の審議官、一部局長クラスで構成されております。

(以上)