溝手大臣記者会見要旨 平成19年4月10日

(平成19年4月10日(火) 9:09~9:14  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。
 閣議の内容は、「特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法に基づく特定船舶の入港禁止措置に関する閣議決定の変更」などについて、人事案件、国会提出案件などがありました。
 また、麻生外務大臣から、「ソロモン諸島における地震・津波災害に対する緊急無償資金協力」、ほかに、柳澤厚生労働大臣、松岡農林水産大臣から発言がありました。

2.質疑応答

(問)統一地方選ですが、自民と民主の対決型知事選では自民党の三勝二敗でしたが、一方では、広島市長選も破れましたし、道府県議選では自民党が100議席くらい減るという結果でしたが、どのように受けとめられていますか。
(答)そうですね。全国的によく私もわからないところがありますが、広島県は、合併先進県と言われていますが、86市町村が23まで減ったわけですね。トータルボリュームが減ったというのがあるのですが、自民党あるいは自民党系の議員が減ったということは間違いないわけですね。県議会を見ていると、定数減が結果として皆自民党、保守系の減少、野党系の議員がほとんど減っていませんので、そういう現象が起こった。これをどう見るかですが、もちろん大きな流れもあるかもしれませんが、やはり選挙区の編成替えが行われたということは大きいと思いますね。その中でも特に1人区がほとんどなくなったということです。ですから、2人区以上になるとどうしても野党系の人が残る可能性が出てきます。その結果が今回の数字につながったのではないかと思っています。私は、よその県のことはよくわからないので、コメントをする立場にないですが、広島県についてはそんな現象が起こったなというように受けとめております。
(問)今度の金曜日に総理が石川県の方を視察されるようなのですが、大臣もご同行されますか。
(答)私どものところは、今度は政務官に行っていただこうと思います。私は前に行きましたし、それから、副大臣も行きました。政務官はまだ現地を見ていないし、それぞれ分担をして仕事をするにしても、見ておかないと話にならないということで、彼に今回は行ってもらおうと思っております。
(問)先ほどの統一地方選の質問に戻りますが、広島市長選、またもや推薦候補が敗れましたけれども、それについては。
(答)残念ですね。例のごとく、保守系、保守の分裂というようなのがやはり一番大きい要因ですね。6年前の私の選挙のときにも自民党系2人出たわけですよね。その前も自民党系が2人出ているんですよね、亀井さんと奥原さんかな。だから、そういう戦いをしたときは皆やられています。

(以上)