溝手大臣記者会見要旨 平成18年10月3日

(平成18年10月3日(火) 9:10~9:14  於:参議院議員食堂内)

1.発言要旨

 閣議の内容ですが、政令・人事案件がございました。
 閣僚懇談会で、内閣の情報発信力を強めるために、官邸発のメルマガとか、さまざまな広報手段の完成をしていきたいと。各閣僚も、それに対して出演するために協力をお願いしたい、こういう要請がありました。

2.質疑応答

(問)富山県の巡査長が飲酒運転で摘発され、それを県警が公表しなかった事案について、今地元の方で騒いでいるようですが、警察官の飲酒運転に対するご認識と、公表するべきなのかどうかについてのご認識をお聞かせください。
(答)本当にがっかりしてるし、腹も立ちます。しかも交通安全運動の最中でもあるし、極めて遺憾だと思っております。もう一回、警察官に気合いを入れ直してもらわなければいけないということで、これはよく督励をしてまいりたいと思います。富山の事件の場合は、任意(強制でない)の検挙であったというのが、調査をしますと県警の言い分のようですので、特に隠したという思いでいるのではないようでございます。一般の犯罪事案の公表基準に照らして判断をしたという報告を受けております。
(問)愛媛県で臓器移植に関する警察の摘発があり、初の摘発なのですが、そのような事件に警察としてメスを入れた初のケースについて、ご所見がございましたらお聞かせください。
(答)詳細な報告を受けているわけでありませんので何とも言えませんが、問題としては、本人確認について、警察の直接の担当ではないのですが、犯罪の構成要件としての問題があるのだとの印象を持っております。

(以上)