大田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年6月17日

(平成20年6月17日(火) 9:37~9:40  於:記者会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 今日の閣議ですが、甘利大臣から中小企業者に関する国等の契約の方針、G8司法内務大臣会議、岩手・宮城内陸地震、スペースシャトル「ディスカバリー号」の帰還、G8科学技術大臣会合について発言がありました。それからクールアースデイが毎年7月7日ということで、今日の閣議前の地球温暖化対策推進本部で決定されました。
 また、金融担当大臣と高村大臣から御出張報告がそれぞれ、それから宇宙開発担当大臣に岸田大臣が任命されました。
 それから、閣僚懇談会で渡辺大臣から中小企業金融の円滑化について、同じく甘利大大臣から発言がありました。
 諮問会議は今日です。議題は御案内しているように2つです。「基本方針2008」の素案を私からお示しします。それから、歳出・歳入一体改革、具体的には公共投資について冬柴大臣をお招きいたします。
 次回の諮問会議は23日、来週月曜日です。「基本方針2008」の原案、これはほぼ完成版に近いもの、どうしても調整がつかないもののみペンディングのマークがついていますけれども、基本的に完成版に近いものをお出しします。今のところほかの議題は予定しておりません。何か変わりましたら、また御連絡いたします。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)昨日、月例経済報告に関して、総理が中小企業対策の必要性に言及されていましたが、大臣として具体的にどのようにお考えでしょうか。
(答)今、具体化に向けて、まず先週の閣僚懇談会で、原油価格が上がっていますので、各省でどういうことが今必要かということを至急取りまとめるということになっています。それに加えて、中小企業の資金繰りとか、契約発注の問題とか、そういうものについても、各省で少し何が必要かあわせて取りまとめるようにという指示が今日ありましたので、恐らく昨日の総理の発言はそういうことが念頭にあってのことだと思います。資材価格が上がっている中で、中小企業の収益が圧迫されてきていますし、それから下請取引でかなりかぶってきているといいますか、色々な状況が起こっているようですので、改めてそういうことに対して今何ができるかを検討するということだと思います。

(以上)