大田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成19年2月6日
(平成19年2月6日(火) 9:19~9:23 於:記者会見室)
1.発言要旨
おはようございます。
今日の閣議ですが、総務大臣から平成19年度地方団体の歳入歳出総額の見込額について御発言がありました。
閣僚懇談会では、地域活性化政策体系の取りまとめについて、渡辺大臣から御発言があり、その後、総理から御発言がありました。
私からは以上です。
2.質疑応答
- (問)この週末にテレビ東京が行った世論調査で、景気の認識について尋ねたところ、「悪い」もしくは「どちらかといえば悪い」と答えた人が73%に上りました。戦後最長の景気回復と言われている中で、このように実感がない景気回復になっていることについて、改めてどのようにお感じになるのかと、原因はどこにあるのかを聞かせください。
- (答)それは、調査としては1回目ですか。前回も調査したわけですか。
- (問)はい、前回も調査をしています。
- (答)前回の数字は。
- (問)前回は63%。
- (答)それはいつですか。
- (問)今年に入ってからです。
- (答)今年に入ってから、ということは、毎月のようにやっておられるということですか。
- (問)このところは2回連続でやっています。
- (答)わかりました。
全体として今回の景気回復にはばらつきがあります。民需主導の回復ですので、地域間のばらつきがあるということ。それから、正規雇用の回復が遅れているということですね。全体として成長率は2%程度の緩やかな成長であるということから、実感に乏しいということはあるのだと思います。
ただ、御指摘のデータについて、特に最近、景気回復の実感がないという人の数が増えてきているというのは、やはり昨年夏以降の消費が少し落ちていることを反映しているのかなという感じがいたします。暖冬の影響も加わって消費の回復が少し遅れていますので、この点は十分に注意が必要だなと思っています。
それと、これは恐らく調査での実感には反映されてないかもしれませんが、IT関連生産財の在庫がやや積み上がってきておりますので、この点も注意して見ているところです。 - (問)成長力底上げ戦略構想チームの関係ですけれども、会議のスケジュールと、次回どのあたりを中心に議論をすることになるのか、可能であれば少し教えていただけますでしょうか。
- (答)会議は、2月8日に開く予定です。前回はスタートでしたので、今回は主な論点整理をやっていきたいと考えています。各省からは、どのようなことが検討されるのかということを出してもらって、具体策を詰めていきたいと思っています。横断的にやることが特色ですので、複数の省がお互いのいいところ同士を繋げるような政策体系を考えていきたいと思っています。
- (問)併せて、来週の諮問会議のテーマ等についてお伺いします。
- (答)規制改革会議がスタートしましたので、規制改革をテーマに取り上げたいと思っています。国会の動向の関係で、日程はまだ今の段階で明確にお話しできませんが、来週の後半を考えています。
- (問)成長力底上げ戦略構想チームの報告と規制改革ということですか。
- (答)そうですね。あるいは時間によってテーマが加わるかもしれませんが、今その2つは念頭に置いています。
(以上)