孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム2022年度(令和4年度)第3回シンポジウム~きめ細やかな支援や、地域における包括的支援に向けた行政(国、地方)・民間・NPO等の役割の在り方~

現在の日本社会は、人口減少、単独世帯、非正規労働者の増加、地域社会の変容(社会的交流や助け合う関係の減少)、個人が抱える生活課題の多様化・複合化等に直面し、孤独・孤立が生まれやすい状況に置かれています。また、8050問題やヤングケアラー、生活困窮者の増加等の社会問題化は、家族や雇用、地域社会のつながり・支え合いの機能が低下するなか、介護保険制度や子育て支援が十分な社会の支えとなれていないことを示唆しています。
困りごとは一度抱えると複合的な困難さが雪だるま式に増えやすく、結果対処不能となり孤独・孤立に陥ることが想定されます。分科会2では、こうした「緊急事態」に対してどのような支援が届けられるか、どのような支援や社会の環境整備が「日常」を支えられるかをテーマに、「きめ細やかな支援や、地域における包括的支援に向けた行政(国、地方)・民間·NPO 等の役割の在り方」を議論してきました。本シンポジウムでは、「制度内」、「制度外」、「制度内外の境界」に応じた各主体間の役割と連携の姿、今後の方策を考察しました。

日時:
令和4年12月20日(水) 13:00-15:30
場所:
オンライン方式
時間 コンテンツ 登壇者
13:00- 開会挨拶
  • 山本麻里氏(内閣官房孤独・孤立対策担当室 室長)
13:10- 「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」と「分科会」の紹介
13:20- 分科会2の紹介:現在の議論内容の報告
13:40- パネルディスカッション
「孤独・孤立が生まれやすい社会における、各セクターの役割と連携」
【モデレーター】
  • 大西連氏(内閣官房孤独・孤立対策担当室 政策参与)
【パネリスト】
15:25- 閉会 事務局