【報道発表】 第1回「野口英世アフリカ賞」受賞者ミリアム・ウェレ博士の来日(福島訪問)について

平成23年9月28日
内閣府大臣官房
(野口英世アフリカ賞担当室)

10月1日(土)から8日(土)まで,第1回「野口英世アフリカ賞」(医療活動部門)受賞者のミリアム・ウェレ博士(Prof. Miriam K. Were;国籍ケニア)が,福島県の東日本大震災被災地訪問,野口英世記念館訪問及び京都で開催のSTS(The Science and Technology in Society)フォーラム出席等のために来日する予定です。日程詳細は下記のとおりです。


1 日程
10月1日(土) ウェレ博士来日。
10月2日(日) STSフォーラム((於;京都)感染症につき講演予定。) 出席。
  ~4日(火)
10月5日(水)  福島県相馬市長と懇談。野口英世記念館(於;猪苗代町)訪問。
    6日(木) 東日本大震災被災地訪問。公立相馬総合病院訪問。相馬市立中村第一小学校訪問。相馬市内の仮設住宅訪問等。
10月7日(金) 「野口英世アフリカ賞」関係者等と懇談。
10月8日(土) ウェレ博士離日。

2 取材
  報道関係者で取材を希望される方及びカメラ撮りを希望される社は,事前に本件連絡先まで御連絡ください。

3 第1回「野口英世アフリカ賞」は2008年に実施されました。「野口英世アフリカ賞」はアフリカでの感染症等の疾病対策のため,医学研究又は医療活動分野において顕著な功績を挙げた方を顕彰し,アフリカの人々及び人類全体の保健と福祉の向上を図ることを目的として創設されました。選考過程は両分野の推薦委員会及び「野口英世アフリカ賞」委員会の審査を経て,内閣総理大臣が授賞者を決定し,5年に1度実施されるTICAD(アフリカ開発会議)の際に授賞式が行われる予定です。第1回受賞者は,医学研究分野はブライヤン・グリーンウッド博士(英国;授賞理由はアフリカでの30年以上に及ぶ感染症の多角的研究と実践対策。)。医療活動分野はミリアム・ウェレ博士(授賞理由は,過去40年間,アフリカの人々特に女性と子どもの保健と福祉の向上と,コミュニティにおける基礎医療サービスの提供に尽力。)でした。なお,各部門の副賞は1億円となっています。

※ 外務省霞クラブには参考配布。

 〔本件連絡先〕
内閣府 大臣官房企画調整課野口英世アフリカ賞担当室
03-5501-1745