第4回野口英世アフリカ賞
第4回野口英世アフリカ賞受賞者
【医学研究分野】
サリム・S・アブドゥル・カリム博士及びカライシャ・アブドゥル・カリム博士(南アフリカ共和国)
サリム・S・アブドゥル・カリム博士(Dr. Salim S. Abdool Karim)
1960年南アフリカ共和国生まれ。ナタール大学(現クワズル・ナタール大学)で医学士号、修士号(医学)及び博士号(医学)を取得。現在、南アフリカ・エイズ研究プログラム・センター(CAPRISA)所長、米コロンビア大学メールマン公衆衛生大学院CAPRISA教授(国際保健)及びクワズル・ナタール大学副学長代理(研究)。
(写真提供:Matthew Henning)
カライシャ・アブドゥル・カリム博士(Dr. Quarraisha Abdool Karim)
1960年南アフリカ共和国生まれ。コロンビア大学で修士号、ナタール大学(現クワズル・ナタール大学)で博士号(医学)を取得。現在、南アフリカ・エイズ研究プログラム・センター(CAPRISA)次長、米コロンビア大学メールマン公衆衛生大学院教授(疫学)及びクワズル・ナタール大学副学長代理(アフリカ保健)。
(写真提供:Rajesh Jantilal)
第4回野口英世アフリカ賞(医学研究分野)は、科学的に厳密な研究を通じたHIV/エイズ予防・治療への世界的貢献、アフリカ人研究者の育成において果たした役割、及び新型コロナウイルス感染症対策における確固たる科学的リーダーシップの功績により、サリム・S・アブドゥル・カリム博士及びカライシャ・アブドゥル・カリム博士に授与される。
【医療活動分野】
ギニア虫症撲滅プログラム(Guinea Worm Eradication Program)
史上2番目のヒト疾患の撲滅を目的とした、カーターセンター主導の下でのアフリカ関係者とのパートナーシップによる国際的なキャンペーン。
(写真提供:カーターセンター / J. Hahn)
第4回野口英世アフリカ賞(医療活動分野)は、カーターセンターの主導の下、アフリカの保健省、地域コミュニティ、非政府組織(NGO)、及び世界保健機関(WHO)や米国疾病予防管理センター(CDC)等の主要パートナーとの協力により、ギニア虫症をほぼ撲滅させたその功績により、ギニア虫症撲滅プログラムに授与される。
主な出来事
- 2022年8月3日
- 【報道発表】第4回野口英世アフリカ賞受賞者の決定について
- 2022年8月28日
- 第4回野口英世アフリカ賞授賞式を開催
- 2023年3月8日
- 第4回野口英世アフリカ賞受賞者訪日招へいについて