荒井内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年9月17日

(平成22年9月17日(金) 9:32~9:46  於:合同庁舎第4号館6階642会見室)

1.発言要旨

 先ほど閣議において閣僚の皆さんと一緒に辞職願にサイン、署名をしてまいりました。改造内閣が、これから今日中には発足するんだと思います。
 そこで私の所感なんですけれども、短い3カ月の間でありましたけれども、新成長戦略の取りまとめ、これは6月18日、本当に戦略室の皆さんにお世話になりました。不可能だと職員が主張するのを押し切ってつくった思い出がございますし、それから財政運営戦略は6月22日、それから4日後ですね、こちらのほうは大体、大方でき上がっておりましたので、閣僚の調整というものは、それほどなかったんですけれども、それでも4日後の財政運営戦略の取りまとめ、それと同時に財政運営戦略の骨格となっていた経済財政の中長期試算というものを取りまとめました。
 この2つを持って、総理が初めて外国デビューしたサミットに、この2つを持っていかれて、成長に優しい財政健全化というか、財政再建ということを主張されたということの基礎になった仕事だったなというふうに思ってございます。
 その後、9月9日に新成長戦略実現会議というものを発足をさせました。これは現実に、これからどういうふうに新成長戦略を実現させていくのかという、そういうことの基礎になる会議だというふうに思ってございます。
 それから、消費者・食品安全関係では、発足間もない役所でありましたので、来年度に向けた組織改正というものが大きな課題だったと思いますけれども、81人という、全省庁が大幅な定数の削減をしている中で大幅な増員要求をすることになりましたし、また消費者庁の長官を初めて民間人として採用するという形にもなりました。
 あと、共生社会政策では、自殺対策など自殺予防週間キャンペーンを9月10日に東京駅でやりまして、中井大臣や、あるいは長妻大臣と一緒に、総理にもお越しいただいて、自殺予防のキャンペーンを行いました。あの、いかつい中井大臣がティッシュ配りをする姿というのはとても印象的で、また、副大臣や政務官が、地方のほうでもこのキャンペーンに参加をしていただいたということは、大変ありがたかったというふうに思ってございます。

2.質疑応答

(問)3カ月ということでしたけれども、振り返って大臣の仕事に関する評価、どれぐらいやれたのか、あるいはまだ課題が残っているのか、その辺も含めてちょっとお聞かせ願えますか。
(答)3カ月という短い期間だったのですけれども、その期間とは関係なく、我が国のこれからの行く末、あるいは財政再建という大きな方向性、そういうものの計画を取りまとめることができたということは、私の仕事として誇りに思っておりますし、これに参加した職員の皆さんが、本当に徹夜のようにしてつくり上げていったというのをみておりますから、その職員の人たちをも私は誇りに思っております。そういう人たちと一緒に仕事ができたことは、短い期間ではありましたけれども、大変うれしく思ってございます。
(問)あと、まさに今日、人事が正式に決まると思いますけれども、民主党というのは、今回の人事で挙党態勢を本当に構築できるんでしょうか。
(答)これは最終的な形を見ておりませんから、私は何とも申し上げることはできませんけれども、おそらく挙党態勢、総理は四百十何人の全員野球ということをおっしゃっておりますから、そういう形が機能化するような、そういう運営なり、あるいは配置なりがなされるんだというふうに思っております。
(問)あと国家戦略室の性格ですけれども、相当右往左往したような気もするんですけれども、結局、今後どうなっていくんですか。
(答)それは私がお話しする立場には今現在ないと思いますけれども、しかし、政治主導法案という法案は、淡々と国会にかけて議決を政府としては要求する、要請をすることになると思いますので、その国家戦略室に与えられた戦略局への法案というのは、その思想は変わらないというふうに思いますね。
(問)大臣の政策秘書の女性に関する問題についてお聞きしたいんですけれども、石川議員の公設秘書を務めていた間に、その女性は荒井大臣の関連政治団体に私的なコミック代を計上したりもしていたんですが、実質的に荒井大臣の秘書も務めていたと考えられますが、その理由についてお聞かせください。
(答)実質的な私の私設秘書をしていたという指摘は、当たりません。
 彼女は、それまでは私の公設第一秘書でありましたが、私が知事選に出馬をするに当たって辞職をいたしました。その結果、彼女の公設秘書としての立場も消えました。それをおもんぱかって、当時の知事選の選挙対策委員長が、私の後に繰り上げ当選をする石川君、同じ北海道ですから、石川さんのところに推薦をいたしました。石川さんが快く引き受けてくれて、彼女はそこの公設第二秘書になりました。
 わずか4カ月間ではありましたけれども、その間、私の私設秘書という実体はありません。私との雇用関係も、あるいは給与を支払っているという事実もございません。仕事もすべて、石川君からの指示に基づいて仕事をしておりました。北海道で知事選のときに選対本部に参加したのも、垣間見ております。
 それから、あと7月だったでしょうか、私が東京に行きまして、当時、政策ミュージカルという作成の作業に党から頼まれて仕事をしておりましたけれども、東京におりました。その間も一切、彼女とは仕事の関係で手伝ってもらったり何なり、秘書としての活動というのは一切ございません。
 なお、東京後援会というのは私の4つある後援会の一つでございまして、東京後援会の主な活動は、私の政治活動のための資金を集めたり、あるいは政治活動の後援者を支援したり、あるいはその人たちに連絡をしたり情報を流すというような仕事が主でして、資金を集める、パーティーをやるときは大変忙しい後援会ですけれども、それ以外はほとんど仕事といったようなものはない後援会でありますが、その会計経理の補佐だったと思いますけれども、それは引き続き、ボランティアとしてやっていただきました。ほかに、これといった人がいないこともありましたので、それはやっていただきました。
 この職が兼職に当たるのかどうかというのは、私にもよくわかりません。当たるという人もいますし、当たらないという人もいますけれども、兼職を届けるには継続性が要件だということで、継続性という意味ではわずか4カ月ですので、該当はいたしません。つまり、兼職届は必要ないという、そういう解釈で石川さんのところでは兼職届を出さなかったんだというふうに思っております。
(問)そのわずか4カ月というのは、では最初から4カ月と決まっていたということですか。
(答)いや、それはわかりません。6カ月以降になったら出すつもりだったのかもしれませんし、それは石川さんとの間でございますから、わかりません。
 ただ、そんなに長い間、彼女は石川さんのところで勤めるということは、あったのかなかったのか、私は聞いておりません。
(問)閣内に入ったお立場から、今日発足する菅改造内閣の今後の課題について、ちょっとお話をお伺いしたいんですけれども。大臣からごらんになって、改造内閣の今後の課題は。
(答)まだ全部、全容が見えませんので、私には何とも申し上げられませんけれども、それぞれ素晴らしい人がおそらくリクルートされて、補充されるというふうに信じておりますし、その内閣は強力な、菅さんのオリジナルの内閣になるんだろうというふうに思います。
(問)また、その関連で今回の改造なんですけれども、今回替わる閣僚で長くて1年ですけれども、こういうふうにコロコロ替わってしまえば、また一から、その省庁の勉強もしなければいけませんし、本当に政治主導が発揮できるのかという疑問も感じるんですけれども、その辺はどう思われますか。
(答)それぞれ経験のある人が、次の内閣の閣僚に任命されるんだと思いますから、今のような心配はないんじゃないでしょうか。
(問)先ほどの問題なんですけれども、政策秘書の女性は石川さんの公設秘書を務めていた間に、北海道、京都、岡山と出張しておりまして、そのときの出張経費も荒井大臣の政治団体から支出していますけれども、それはなぜですか。
(答)別に私の政治団体からお金を出すのは政治活動の一端ですから、それは問題ないと思いますけれども、ただ、選挙応援に行く場合には、大体は選挙対策本部、その本部からお金が出るのが一般的だと思います。私はちょっとそこのところは、どこが出しているかというのは、よくわかりませんけれども。
(問)それは荒井大臣の秘書として行っているので、そこから支出しているんではないんですか。
(答)秘書というのは、だから、契約関係があるかないかでしょう。お金を出しているかどうかでしょう。
 後援会の活動、例えば私の家内が後援会の経費を使って出張するとか、あるいは後援会の活動の一部で後援会員と食事をする、それをもって私の家内が秘書だというふうには言えないじゃないですか。それと同じことだと思いますよ。
(問)例えば岡山県では、参院選の候補者の選挙の手伝いをしていたみたいですけれども、そこの選対の幹部の人が、荒井先生の側から言われて出してもらったというふうに言っていますけれども。
(答)それは、どなたなのかは私はわかりませんけれども、あの当時あの選挙は、岡山県での参議院の選挙というのは、民主党の中でも最大の選挙戦でありました。おそらくほとんどの国会議員の方々が、本人もしくは秘書が応援に駆けつけたと思います。その費用は党が出したのか、あるいは選対本部が出したのか、あるいはそこの事務所が出したのか、あるいは後援会が出したのか、それは私はわかりませんけれども、それぞれの都合でその費用を出しているんだというふうに思いますし、そこをもって、何か法的な問題があるとか、あるいは秘書であったのか、なかったとかという話には直結しませんよね。

(以上)

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