川端内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年6月1日

(平成22年6月1日(火) 8:08~8:23  於:文部科学省 記者会見室)

1.質疑応答

(問)週末の報道各社の世論調査で、政党支持率や内閣支持率の方がかなりの下げ幅ということなんですが、それについての受止めと分析をお願いいたします。
(答)内閣、政党、与党という立場では、いつも一瞬一瞬を全力で取り組んでいると思いますし、私も取り組んでおりますが、結果としてうまくいくときもあれば、うまくいかないときもあるという部分での、国民の今の評価が率直に出ているんだというふうに思っています。そういう部分では、改めて、それぞれの立場でできることに最善を尽くす。そして、特に政府と与党は一体となって、改めて国民の信頼、支持が取り戻せるように頑張ることしかないと思っています。
(問)先週金曜日に、普天間問題によって福島党首が大臣を罷免されました。それに伴って、昨日連立を離脱したわけですけれども、それの受止めをお聞かせください。
(答)結果として、同じ時期に同僚として内閣にいた福島さんが罷免されたということは、大変残念だったというふうに思います。いろんな政策の部分での不一致ということではやむを得ないとはいえ、とどまってほしかったなというふうに思っておりますし、それに伴って連立の枠組みも変わったわけですが、多くのほとんどの政策において、あるいはものの考え方においては、同じように自民党の今までの政治の流れを変えて、国民本位の政治を作ろうということにおいては、一緒に同志としてやってきた中でこういう結果になったのは残念だというふうに思っています。
(問)関連してですが、特に与党内というか民主党内の参議院を中心にですね、総理の退陣を求める声が高まっているとも言われています。大臣は、普天間問題又は社民党の連立離脱を含めて、総理の責任というものをどういうふうにお考えになっていらっしゃるかということと、退陣すべきだという声もありますけれども、こういった声に関して大臣はどのようにお考えでしょうか。
(答)直接的に退陣をすべきだという個別具体の話を私はちょっと聞いた覚えがないんですが、参議院の選挙の状況が非常に厳しいことは、私も自分の地元でいえば、それは実感をしております。ただですね、先ほども言いましたように、やはり、それぞれ、内閣全体としても一生懸命やってきた結果がこういう結果であるということは事実でありますから、そのことを踏まえて、また国民の支持を得る、取り戻すために力を合わせてやっていくことしかないというふうに思います。私が、内閣の一員として、総理の進退うんぬんという立場にはありません。それぞれの閣僚を含めて、総理は当然ですが、我々を含めて、いつも大変重い責任を負って仕事をしているわけですから、いつもその責任は自覚して行動をしているつもりです。
(問)今日のそのファッションは、どういう経緯ですか。
(答)ちょっとみっともない話なんですけれども、何年か前に、ある会合が沖縄であるので、出席を予定していますと申し上げたところ、出席されるのであれば皆着ますのでと言われてこれを頂きました。結果的にドタキャンして行かなかったので、頂いてしまっておいたのが、何年かたってデビューをしました。
(問)閣僚の皆さんに、今日はクールビズで来るようにという指示があったのですか。
(答)できたら、かりゆしを着てくださいという、これも一応かりゆしなんですが、官房長官から前々回ぐらいの閣議でお願いがありました。風邪を引いてひどい声をしておられた北澤大臣ともう1名、北澤大臣は上着を着て長袖でしたけれども、かりゆしかどうかは別にして、やはりノーネクタイでした。後1名の閣僚は、ネクタイを締めておられました。真ん中辺に座っておられました。ちょっと寝癖気味だったですね。
(問)そのこころは。
(答)この要請をされたときに、僕は着ないからとおっしゃっていました。僕はいつも年中このスタイルだからとおっしゃっていました。
(問)今日の閣僚懇談会で、社民党の離脱とかですね、総理大臣に厳しい意見が相次いでいるというようなことは、何かお話の中で出たのでしょうか。
(答)ありません。宮崎に行かれるということで、閣議後、閣僚懇の登録発言でも時間がほとんどないということでしたので、特段の意見交換は今日はなかったと記憶しております。閣僚懇の中身は言うなということでありますので、何もなかったということを言っていいのか存じませんが、ありませんでした。
(問)内閣支持率の低下の原因といいましょうか、誘因といいましょうか、そこをどういうふうに御覧になっていますでしょうか。
(答)去年の選挙で、時代を変えるという部分で期待をしていただいたのは非常に大きかったと思いますし、それを踏まえて、マニフェストも含めて、一生懸命それぞれがいろんなことをやってきたのですが、結果としてうまくいかなかったこともあれば、やり方が良くなかったという反省もあるという、トータルではそういうことではないでしょうか。
(問)普天間問題や、社民党の福島さんの罷免というものが、内閣支持率の低下の要因にあるというふうにお考えになりますか。
(答)もろもろの中で、それは関係ないという話はないと思います。関係はあると思います。総論的に言えば、国民との約束を踏まえて、期待に満ちて内閣を預かってやってきた、その結果が、うまくいかなかったこともあれば、やり方が評価されなかったこともあるという、こういう結果ですから、その中には今言われたような問題も当然含まれると思いますけれども、そのことだけではないでしょうね。
(問)普天間問題については、5月末決着に向けてのプロセスが重要だというふうにおっしゃってこられたと思うのですけれども、今回の連立離脱等も含めた結果を招くことになった、その決着のプロセスについては、どういう評価をされていますでしょうか。
(答)評価は皆さんがされるのであって、私が評価する立場ではないと思います。だけど、厳しい世論という部分が、ある種の評価ではないでしょうか。
(問)国民の支持を、信頼を回復できる具体的な材料というのは、今の政権にあるのでしょうか。
(答)申し上げたように、政府、与党が力を合わせてやっていくしかないということでしょう。何か特別なことをやったら一気にということではないでしょう。それだけ、やはり非常に期待が大きかった部分にこたえきれていないという部分は、なかなか厳しいというふうに思っています。
(問)相撲協会からは、その後、何かありましたか。
(答)まだなんです。この前、一応処分したということは伺いましたけれども、どういう種類のチケットが、どういう経路で流れたかということと、それに付随したお金の流れをしっかり調べてくださいというお願いに関しては、まだ答えをいただいておりません。
(問)口てい疫の関係で、総理が午前中、宮崎に向けて行きましたけれども、大臣は以前、例えば検疫等で獣医学科等の協力うんぬんということもおっしゃっていましたが、その後、文科省の関係では何かありますでしょうか。
(答)この前申し上げた部分でいうと、宮崎大学農学部獣医学科が連携をしておりまして、宮崎の対策本部に人を派遣しているのと、また、家畜保健衛生所にも教員1名を派遣し、家畜の病性診断を実施しています。それから、先月末には、いわゆる清浄化確認作業に大学関係者が行ったということで、それぞれ要請に基づいて、主に、県や保健所などの現場で、技術的な部分、専門的な部分での仕事のお手伝いに行っているということであります。
(問)今後、例えば獣医が現地で足りないとか、そういった要請を受けて、文科省として取りまとめて派遣を要請するとか、全国的に協力を要請するというようなことは考えていらっしゃるんですか。
(答)獣医という意味でいうと文科省ではありませんので、例えば、獣医学科の学生さんにという御要請がもしあれば、それは前向きに対応したいと思いますが、今のところ、そういう予定はありません。獣医さん自身はいろいろな部分での協力態勢を取っているようですけれども。
(問)木曜日、金曜日の二日間で、行政事業レビューが始まりますが、どのような効果を期待されていますか。
(答)いわゆる仕分けの部分の、ある意味で横串的に同じような考え方でということと、普段、それぞれの役所の中でいろんな仕事をやっている部分を、あるいは関係団体がやっている部分を無駄のないようにということですので、俗っぽい、ありきたりの言い方かもしれませんが、筋肉質の組織に変えるというスタートだと、筋トレ開始ということではないでしょうか。脳みそだけは筋肉にならないようにというふうに思っております。
(問)今日から一部の自治体で、子ども手当の支給が開始されることになりますけれども、御感想とか意気込みをお願いします。
(答)長年の政治の中で、高校無償化とか子ども手当というものに、特に子ども手当という何億とか何百億とか何千億ではない単位のお金を子どもに使うという、税金の使い道が正に子どもに大きくシフトするということがスタートします。これは、政権交代したからこそできたことだというふうに思います。与野党の中で、例えば、我々に限って言えば、給食費にとか、保育園といったハードをもっと充実しろとかというような議論がありますが、でも、ふと気が付けば、子どもを中心として、そういう大きな財源を使うというのは、両方とも前提にした議論になっています。去年までとは様変わりしたということ、お金を配るからよかっただろうという意味ではなくて、やはり税金の使い道が大転換した、シンボリックなことが今日始まるという、これは、やっぱり政権交代の大きな一つの証だというふうに思っています。

(以上)

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