小渕内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年9月30日

(平成20年9月30日(火) 10:31~10:35  於:内閣府本府1階 118号室)

1.発言要旨

 皆さん、おはようございます。
 本日の閣議は、一般案件2件、国会提出案件1件、政令1件、配布2件、計6件の案件がございました。このうち、私の所管案件はございませんでした。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)昨日開かれました厚生労働省の社会保障審議会の年金部会のほうで、厚生年金にかけられております育児中、子育て中の保険の免除について、国民年金にも広げる案というのが提出されたそうですけれども、それについてお考えをお伺いできればと思います。
(答)そちらの件は現段階で承知をしておりません。しっかり確認してからお話しさせていただいてよろしいですか。申し訳ありません。
(問)昨日の麻生総理の所信表明演説の関係なんですが、少子化というよりは、どちらかというと青少年向けの育成とか、あるいは若者への支援という言葉も盛り込まれていたと思うんですが、大臣としての御感想と、あと所管分野で今後取り組んでいきたいことがあれば教えてください。
(答)総理の並々ならぬ決意のあらわれた、大変前向きで、また国民に対してもとてもわかりやすい、気合いの入った演説だったと考えています。
 私の所管に関しては、少子化については、出産に対しての支援、経済的な支援などについて、少し触れられていたのかなと考えています。青少年については、私が入閣する際に最初に総理から御指示があった中で、困難を抱える若者に対する支援をしっかりしていくようにというお話がありました。
 若い人たちへの支援については、これからを担っていく人たちですので、力強く応援していかなければならないですし、彼らが前向きに仕事ができる体制を整えていかなければならないと考えています。ニートだとか、引きこもりだとか、いろいろ困難を抱えている若い方々はおられると思いますけれども、まず地域レベルでそうした方々が相談できる、頼れるところが、まだまだないのかなと思っています。そうした一人一人の状況に合わせた支援というものが、今後なされていかなければいけないと思います。
 国としての対策も、まだまだ不十分ではないかと思いますので、新たに新法をということも踏まえ、今の若い人たちが置かれている状況をしっかりと把握しながら、総理の御指示に合うように対応していきたいと思います。

(以上)