鳩山内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年3月6日

(平成21年3月6日(金) 8:47~8:57  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。
 定額給付金ですが、昨日は2団体が既に給付を開始しました。盛り上がってまいりまして、プレミアム付き商品券を出すと言っているところが、約700市町村あります。まだまだ増えると思います。ですから全国の市町村の3分の1を優に超えるところが、何らかの形で、プレミアム付きの商品券を売り出すと。もちろん、消費拡大セールとか他にもいろいろありますけれども、これが意外なくらいすごくて、私はいつも国会の答弁で、10%のプレミアムと、例えば久留米市の場合は8億円で8億8,000万円の買い物ができますと言っていたのですが、いわゆる1割を上回る、つまり2割とか、例外的に6割6分というところもありますけれども、とにかく11%から20%というところが既に234団体あるのですよ。さすがに11%というところはないでしょう、15%とか20%でしょうね。意外なほど2割というところが多い。最高のプレミア率は3団体ありまして67%。すごいですね。福井県池田町、北海道黒松内町、昨日支給を開始した西興部村。プレミア率67%ということは、3千円出すと5千円、3万円出すと5万円。5万円出したら、「かんぽの宿」が2つか3つ買えるのではないかという冗談も聞こえてくるような話です。

2.質疑応答

(問)東京中央郵便局の関係ですが、日本郵政が東京中央郵便局の取り壊し工事について延期する方針を決めたようですが、これについての受け止めと、もう1問、東京と同様に価値が高いと言われている大阪中央郵便局についても、高層化の計画がありますが、これについては工事の中止等の働き掛けをされるお考えがありますでしょうか。
(答)東京中央郵便局に関してですが、私が皆さんと一緒に行きましたときは、玄関からいうと裏側だから、何かこのちょっとした、それまではアスベストの除去工事しかやっていないとか、安全のためとかというようなことで聞いていたのですよ。それにしては随分壊れているなと思ったのが私の第一印象だったのですが、これは本格的な解体工事だったのですかね。要するにぶっ壊す工事だったのですかね。今日、3月6日には、もう本格的な解体工事のスケジュールだったらしいのでびっくりしましたね。本当にぎりぎりだったのだなと、こう思っておりまして。我々としては重要文化財、せめて登録有形文化財というのか、そういう文化財として、文化庁さんが認める、あるいは文部科学大臣が認めるというような形で再開発をしてもらいたいと私は願っております。ただ、これは世論の動向が非常に気になるところでございまして。これは、私は全てお金で考えるのはいけないと思うけれども、ただ、国民の経済とか、郵便局のとりわけ局会社の経営にすごく響くということも、これは考えられるわけですから。ただ、日本郵政の態度というのはおかしいので、この開発を止めたら、月10億円とか、年100億円か、収入が入らないと言っておいて、6千万円の物件を1万円で売るとか、合計で売ったところに57億円かの担保権が設定されるというみたいに。2,400億円の物を109億円で特定の会社に決めつけて出来レースで売払うと。片方ではとにかくもう自分たちが儲けなくていいと。ほかの民間会社が儲ければいいという姿勢だったでしょう。それで今度は自分たちで儲けるのだという。姿勢が一貫していないと思いますね。国民共有の財産ですから、これはもう常に大切に扱うべき問題で、かんぽの宿の問題はやはり私にとっては決定的な重みをもつわけでございます。東京中央郵便局の件はできる限り文化財として残る形で開発できないかという、ここを原点にして考えていきたいと思いますけれども、世論に問いたいという気持ちも強くあります。
 大阪中央郵便局については、私は見ていないのでなんとも言いようがないのですが。これは実は、総務省や日本郵政に対して、文化庁から今まで話があったことがないです。だから、文化庁の判断、文部科学省の判断がまだ全くなされていないということが大きな違いかなと。やはり再三再四、日本郵政に対して文化庁が連絡をとって話をしても、これを突っぱね、蹴飛ばし続けてきた日本郵政の体質に一番の問題があるので。それは今違約金だとか、なんとかと言われますけども、最初から、「おたくは、重要文化財級なのだから保存してくださいよ。」と、「いやだ。」、「保存してくださいよ。」「いやだ。」ということできてしまったといういきさつをこの間、文化庁から詳しく聞きました。そうではなくて、文化財の価値を残して再開発することを、最初から文化庁とよく相談しながら日本郵政が進めてきていれば、このようなことにはならなかったわけで、一番問題にすべきは日本郵政の今までの、文化などは関係ないという、「かんぽの宿」を不良債権と決めつけるような体質ですよ。体質改善が必要ですね。国民の財産をもっと大切にするということ。
(問)工事延期の連絡は何かありましたか。大臣に。
(答)安全・保全という観点以外の工事はしないという連絡はありましたけれども。
(問)連絡があったのはいつですか。
(答)それは昨日ですけど、一昨日、私が申し入れましたから、一昨日ですね。私自分で電話しましたから。安全とか保全以外の工事がなされるとは思っていなかったから。皆さんと一緒に行ったときに、もうタイルも散乱して、あの後行ったときもがれきの山になっていたのが、あれは安全・保全の工事なのか、それとも本格的な解体工事なのか、私にはかなりきわどいような気がしますけれども。
(問)よろしいですか。
(答)はい、ありがとうございました。

(以上)

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