渡辺内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成19年8月10日

(平成19年8月10日(金) 10:43~10:55  於:内閣府本府 522号室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議において、独立行政法人整理合理化計画の策定に係る基本方針について決定をいたしました。この基本方針は、昨日総理に報告された行政減量・効率化有識者会議の取りまとめに沿って、年内を目途に策定する予定の独立行政法人整理合理化計画に係る具体的な方針を定めるものであります。
 お手元にお配りしてありますように、私の方から各主務大臣に対してはこの方針に基づき、所管法人についてゼロベースで聖域なき見直しを行い、徹底した整理合理化案を策定していただくよう要請をしたところであります。
 詳細については、事務方にお問い合わせをいただきたいと思います。
 私の方からは以上です。

2.質疑応答

(問)改めてですけれども、この閣議決定の重みというか、意義というのを教えていただきたい。
(答)これは、総理から101独立行政法人を聖域なき見直しを行ってほしいとの強い指示を受けて見直し作業にとりかかったところでございまして、閣議決定をすることによって、各省、各主務大臣にしっかりとたがをはめさせていただくと、そういうことであろうかと思います。
(問)同様に、各大臣に説明義務というのを課せると思うんですけれども、これも同じように、骨抜きを防ぐための仕掛けと考えてもいいんでしょうか。
(答)そうですね、今回は総論の基準でありますけれども、この基準に沿った説明責任が求められるということであります。
(問)以前、独立行政法人改革で数値目標みたいなものを立てることが重要だという考えを述べられたんですけれども、自民党内には数値目標を立てることにやや難色を示している声が聞こえてくるんですが、数値目標を立てることの意義というのはどういうところにあるのでしょうか。
(答)これはこれからの議論の話ですけれども、例えばお金について、一般会計から3兆5,000億円程度流れています。特会からは、正確ではないですが、その10倍を超えるお金が流れているのではないでしょうか。したがって、こういうお金の流れを精査をしていく必要がございます。これについて、その数値目標を掲げるという議論もあり得ると思います。また、人の流れ、これについては天下り規制を導入をするわけでございますから、これについても数値目標の議論があり得ないわけではなかろうと思います。業務の精査をきちんとした上での話でございますが、最終的にどうしても存続する独立行政法人というのが出てくることも考えられます。全部廃止、民営化という具合いに行かないという事態も考えられるわけでありますから、その場合は出口の議論として、101独立行政法人をどれくらいにするかということを議論するのは大いに意味のある話かと思います。
 先ほど3兆5,000億円と申し上げたのは、一般会計だけでなくて、特別会計も含む国費投入額ということでございます。
(問)一般会計はうち幾らと……
(答)後ほど事務方から説明させます。
(問)この方針を受けて、今月下旬までに合理化案というのが出てくるかと思うんですけれども、以前だと大体ゼロ回答というのがあったと思うんですけれども、またそのようにならないか、懸念もあると思うんですが。各主務大臣が提出するですね。それについては。
(答)厳格な総論の基準をつくって投げたわけでありますから、それに対して今月末にどういう回答が来るのか、厳しくウオッチをしていきたいと思います。
(問)きょうの閣議で、シーリングの方は行いましたけれども、これについて大臣の感想と、特別枠の中の地域活性化といいますか、その点について、地域活性化担当大臣としてどのようなお考えをお持ちか。
(答)基本的には、骨太2007に沿って財政の規律を守り、簡素で効率的な政府を目指す、そういう路線にのっとったものだと思います。
 一方、安倍内閣の最重点課題の一つである地域活性化については、御指摘のような枠が設けられるということは大変に、これは新しい地方戦略を考える上で有意義なことだと思います。こうした枠は、まさしく地域の自立的な創意工夫、これを促すものでありまして、かつてのような全国一律、金太郎あめ方式のばらまきとは根本的に異なる種類のものであります。したがって、大いにこうした新しい地方戦略を予算面において進めていくことが重要だと考えています。
(問)8月15日の終戦記念日が近づいてきましたけれども、15日当日、大臣は靖国神社を参拝なさる御予定はありますでしょうか。
(答)ありません。
(問)15日の前後を含めてないですか。
(答)ありません。
(問)それは何か理由というのはありますか。
(答)大体こういう話というのは親から子に伝えられることが多いんですね。私の親父は、8月15日は大抵地元でお盆回りをしておりました。私もその流儀にならって、例年8月13、14、15日は地元の初盆回りをいたしております。したがって、靖国神社に参拝をするという習慣がございません。今年は閣僚ということでございますので、東京には出てまいります。閣議と、それから全国戦没者追悼式がございますので、そちらの方には出席をいたします。
(問)関連でなんですけれども、総理は15日、今年は見送るのではないかといったような報道もありますけれども、総理の靖国参拝についての御見解、どのように考えていらっしゃるかどうかというところをお伺いしたいんですが。
(答)ですから、これは最初から靖国参拝については個人の問題でありますから、行くとも行かないとも申し上げないというスタンスをとっておられるんだろうと思います。したがって、それでよろしいのではないでしょうか。
(問)来週お盆に入るわけなんですけれども、大臣、夏休みというのは。
(答)お盆中は政局に対する発言はありません。特に講演をやるとかということもありません。ですから、15日に閣議で上京をするということでございまして、講演も、政局に対する発言もございませんので、そういうつもりで皆様のスケジュールは立てていただいて結構でございます。
(問)外遊に行かれるように伺ったんですが。
(答)まだ検討中でございますが、決まりましたら発表させていただきます。

(以上)

内閣府 Cabinet Office, Governmentof Japan〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
電話番号 03-5253-2111(大代表)