溝手大臣記者会見要旨 平成18年11月10日

(平成18年11月10日(金) 9:12~9:19  於:合同庁舎5号館3階 305号室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 まず閣議の状況でございますが、(平成18年)9月15日から(同月)20日までの(間の)暴風雨及び豪雨による災害についての激甚災害並びにこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令、いわゆる激甚災害の指定を行ったということでございます。今回の指定により、農地等の災害復旧事業について国庫補助率が1割程度かさ上げされるということになるということでございます。
 閣僚懇談会におきまして、国家公安委員会委員長として、飲酒運転(による交通事故)のいろいろな情勢を整理した形で、現状と今後の対策についてということで発言をいたしました。これに加えて、高市大臣からも飲酒運転根絶に関しての発言がございました。
 さらに、佐呂間町における竜巻による被害についての発言もいたしました。これに加えまして、冬柴国土交通大臣より発言がございました。
 以上です。

2.質疑応答

(問)群馬県で起きました強盗事件で、埼玉県警の警察官が指名手配されるという事態が起きておりますけれど、このような事態について御所見を伺いたいのですが。
(答)情けない。非常に申し訳ないし、遺憾であるとしか言いようがない。しかも、現時点では身柄の確保もできておりませんので、一刻も早く身柄を確保するように全力を挙げたいと思います。国民に対しては、非常に申し訳ないとしか申し上げる言葉はございません。
(問)北海道の佐呂間の竜巻についてですが、国として被災地への支援策というのはどのようにお考えでしょうか。
(答)300万円まで再建ができる法律(被災者生活再建支援法)の適用ですか、これがどうやらできそうだということで、これは既に(適用)したところでございます。
 それからもう一点、災害救助法の適用も行ったということで、今日の冬柴大臣からの発言によりますと、現地佐呂間町の方で非常に早い対応で喜んでいただいたということでございます。昨日(北海道佐呂間町における竜巻災害の復旧に関する)関係省庁連絡会議を立ち上げたわけですが、その時点で私からも報告をしたところでございます。
(問)竜巻についてですが、沓掛前大臣は発生メカニズムを検討したいというお考えを表明されていたと思うんですが、現在の取り組み状況はいかがでしょうか。
(答)発生のメカニズムそのものというよりも、どういう政府としての対応ができるんだろうかということが大変議論になりました。難しいとばかり言っていてもしようがない。(関係)省庁にもご協力をいただいて、一緒に何ができるんだろうかということを詰めていこうという申し合わせをしたところでございます。
(問)昨日奥尻島で突風が吹いて被害があったということで、気象庁の方でも調査をされているのですが、現状では奥尻島の突風は、竜巻の可能性が高いのでしょうか。
(答)情報としては聞いておりますが、確定した情報ではありません。気象庁の報告を待つということでございます。

(以上)