佐田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成18年10月3日

(平成18年10月3日(火) 9:18~9:24  於:内閣府 522号室)

1.発言要旨

 今日は、朝8時半から危機管理センターに行きまして、地震並びに災害が起きたときの対応ということで、各閣僚が集まって説明を受けたと。その後に院内で閣議を行いまして、政令3件、そして報告1件が閣議決定されたと、こういうことでございます。
 以上です。何かございますか。

2.質疑応答

(問)天下り対策の関係なんですけれども、昨日の代表質問では、総理はいわゆる中馬プランを踏まえて検討するというような答弁でしたけれども、改めてお聞きしますが、大臣としてはどのように天下り対策に取り組んでいかれますか。
(答)やはり公務員の退職者管理というのは、これまた非常に重要なことでありまして、公平公正に行われていかなくちゃいけないと私も思っておりますし、国民の理解が得られるようにしていかなくちゃいけない。当然のことながら、これを天下りというものをできるだけなくしていくと、当然のことながらなくしていくということが大前提でありますので、もちろんのことながら中馬プランも踏まえて、しっかりとした行為規制も行っていかなくちゃいけませんし、役所の方々ができる限り退職の年齢にいくまで働けるような体制整備も行っていかなくちゃいけません。
 また、若い方々の官民交流もこれは行っていかなくちゃいけないと、こういうふうに思っております。
(問)中馬プランでは、そういう事後規制というのと同時に、今やっている2年の天下り禁止を撤廃するということも盛り込まれていますけれども、それについてはどう思われますか。
(答)したがって、それはこれから、今検討中でありますけれども、そのプランも踏まえて、いろいろな社会状況等を踏まえて結論を出していきたいと。そんなに遅い時期じゃなくて、できるだけ早く結論を出していきたいと、かように思っております。
(問)できるだけ早くというのはいつ頃に。
(答)それはこれから議論の過程ですけれども、非常に難しい問題もはらんでいますから、しっかりとこれは議論して、結論を出していきたいとかように思っております。
(問)中馬プランをめぐって、先日のグループインタビューの方で慎重に考えていきたいというふうにおっしゃっていたんですけれども、やや前向きな方向で検討を進められるというふうに。
(答)だから原則は、この天下りをとにかくなくしていきたいと、そういう原則があるわけですから、それによってどういう歪みが生まれるかということの議論もしていかなくちゃいけない。人勧の問題もありますし、こういうことも踏まえてしっかりと議論をして結論を出していきたいと、こういうふうに思っています。
(問)今日の閣議、閣僚懇談会で総理は何か発言されましたか。
(答)それは総理の方で聞いてください。
 それと、私の方から9月20日水曜から29日金曜まで、構造改革特区計画(第12回)及び地域再生法に基づく地域再生計画(第5回)の申請を受け付けまして、全国の各地から計画の認定申請が寄せられました。申請件数は特区が39件、地域再生が33件で、合計72件となっております。
 今後、申請された計画の精査及び各省庁の同意等の手続を進めることになりますけれども、11月中には認定できるよう事務的に指示しておるところでありまして、これもできるだけ早く進めていきたいと、こういうふうに思っています。
 結構この特区だとか、地域再生の計画、地方からの知恵を出していただいて、相当に積極的に地方の方々も意見を寄せていただいておりますので、そのように御理解いただきたいと思います。
 では、よろしくお願いいたします。

(以上)