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受賞者代表挨拶


第6回みどりの式典 受賞者代表挨拶

中村 太士 北海道大学大学院農学研究院教授

 新緑が美しいこの季節に、天皇皇后両陛下ご臨席のもと、第6回みどりの学術賞をいただき、また緑化推進運動功労者として表彰していただき、誠に有難うございました。一同を代表し、お礼のご挨拶を申し上げます。

 「みどり」は、地球上の生命とそれを取り巻く環境の豊かさを象徴しております。また、「みどり」は、私たちが生きていく上で欠かすことのできない食料や水、木材など、様々な「自然の恵み」を与えてくれます。世界の人口が70億人を超えた現在、植物による光合成生産は、食糧危機や環境問題など、様々な課題の解決に貢献するものとして大きく期待されています。

 昨年は、東日本大震災という未曾有の災害をはじめ自然災害が相次ぎました。我が国では、古くから森、川、海のつながりが重視され、健全な海の生態系と魚介類などの自然の恵みを得るためには、流域の「みどり」を守らなければならないことが認識されてきました。また、先人の努力により守り育てられた海岸林が津波の被害を軽減しただけでなく、津波に流されずに残った陸前高田市の「奇跡の一本松」は、被災された方々の大きな心の支えとなりました。流域の「つながり」、そして地域の人々の「絆」の象徴である「みどり」の復元は、震災復興でも大きな役割を果たすことを確信しております。

 このたび、「みどり」に関する私たちの研究や活動が認められ、栄誉ある賞を賜りましたことは、この上ない喜びであり、深く感謝申し上げます。また、私たちの業績は、多くの方々のご支援、ご協力の上に積み重ねられた結果であり、これらの方々を代表して私たちは表彰されたものと理解しております。

 私たち一同は、今回の栄誉を励みとし、これからもなお一層の努力を積み重ね、日本そして世界の「みどり」が保全され、持続的に利用され、多くの恵みを享受できるように、引き続き精進して参りたいと存じます。

 本日は誠にありがとうございました。

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