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受賞者代表挨拶


第3回みどりの式典 受賞者代表挨拶

和田 正三 九州大学大学院理学研究院特任教授

天皇皇后両陛下、ご臨席の皆様

 新緑が美しい季節となりました本日、天皇皇后両陛下ご臨席のもと、第3回みどりの学術賞をいただき、また緑化推進運動功労者として表彰していただきました一同を代表いたしまして、御礼のご挨拶を申し上げます。

 生命に満ちあふれた美しい地球は、二酸化炭素と水から有機物と酸素を生み出す「みどりの植物」によってつくられました。

 私たちの祖先は、万葉の昔から「みどり」を愛でる文化を醸し、継承して参りました。しかし30億年かけてでき上がった「みどりの地球」も、18世紀中頃にイギリスで始まりました産業革命以降、人口は増加し、その結果広大な農耕地と都市が必要となりました。「みどり」の地は失われ続けております。日本も同じ道を歩んで参りました。

 私たちは今こそ、子々孫々に引き継がれるべき、幾久しい「みどりの地球」を守るために、「みどり」の意味を理解し、「みどり」の再生/保全に努力して行かなければなりません。

 そのためには、私たちは独創的な、創意工夫に基づいた研究や技術開発によって、日本独自の科学力/技術力を高め,その成果を世界に発信して行きたいと思っております。その行為と努力こそが、こらからの地球を救い、今後の豊かな人間社会を保証することになるでしょう。

 今回、「みどり」の理解と保全に対する私達の努力と、文化/社会への寄与が栄誉を受けることになりましたが、これは、苦楽をともにして参りました多くの仲間や関係各位のご支援、ご協力があって初めてできたことであり、私達はその代表者として受賞し、表彰されたものと理解しております。この機会にこれらの方々に厚く御礼申し上げます。また、今回の受賞、表彰が、「みどり」の科学/文化の向上や、「みどりの地球」の再生に努力しておられる若い方々にとって、大きな励みになることと信じております。

 私たち一同は、いただきました栄誉を励みとし、なお一層の努力を重ね、「みどり」の理解と、「みどり豊かな地球」の再生と保全に向かって、引き続き精進して行きたいと存じます。

 本日は誠にありがとうございました。

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