クールジャパン拠点連携実証調査

 本事業では、平成28年12月~平成29年3月の4か月間、プロジェクトの実証を行った上で、その効果・改善点を調査・分析するとともに、クールジャパン拠点の連携に向けた先行事例・ベストプラクティスの創出に取り組みます。
 なお、本事業は、平成28年5月からの「クールジャパン拠点構築検討会」における議論を踏まえた推進しており、本調査結果を基に、来年春に検討会の最終とりまとめを行う予定です。

実証調査イメージ

実証プロジェクト採択案件一覧(7件)

(PDF資料)

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実証プロジェクト採択案件(詳細)

1. アニメのイメージとなった地域を核とした拠点間連携による日本の魅力の一体的・効果的発信

実施団体 (一社)アニメツーリズム協会 他
目的  全国にあるアニメのイメージとなった地域等の連携や、アニメのイメージとなった地域内における様々な分野の拠点間の連携により、アニメを核として日本の多様な魅力を一体的に発信し、地域活性化やインバウンドへの波及につなげる。
プロジェクト
実施概要
 台湾・香港・中国・マレーシア・タイなどから情報発信力の高いインフルエンサーやアニメファン、訪日経験のないアニメファンを招へいし、アニメの舞台となった地域※や、各地域の様々な分野の拠点等を巡るモニターツアーを実施する。ツアー参加者へのアンケートや、SNSを活用したツアー参加者の行動分析等を通じ、外国人への訴求力の高い拠点連携の在り方を検証予定。
※本プロジェクトでは、アニメ映画「君の名は。」を取り上げる。

プロジェクト1

2. 日本酒と関連分野を組み合わせた海外富裕層向けマーケティングモデルの構築

実施団体 サイエスト(株) 他
目的  日本酒の生産者や流通業者、小売業者、さらには酒器等の関連分野が連携し、海外富裕層への影響力が大きいインフルエンサー等に対して、日本酒や関連するクールジャパン資源の魅力を効果的に発信することにより、日本酒等の海外富裕層向けマーケティングモデルの構築につなげる。
プロジェクト
実施概要
 日本酒に関係する国内の関係者・拠点が連携して、日本酒の消費量が多く、今後の発展性が高いアメリカや香港の現地富裕層への影響力が大きいバイヤーやシェフ、記者等のインフルエンサーに「日本酒を嗜む空間」を提示し、実際に体験・評価してもらうことを通じ、日本酒等の効果的な海外展開を図る。招へいしたインフルエンサーの成約数や評価等を通じ、海外に対する訴求効果の高い拠点連携の在り方を検証予定。

プロジェクト2

3. ロケ地情報の効果的な集約・発信による海外撮影クルー誘致を通じた地域活性化

実施団体 (株)Journal Entertainment Tribute 他
目的  海外の映画・ドラマ・放送番組等のコンテンツ制作者と共に、制作者のニーズに即した撮影支援や魅力的なロケ地発見、制作者目線の発信方法等について議論・検討し、それらの情報を集約して広く情報発信を行うことにより、海外のコンテンツ制作者の日本におけるロケを促進するとともに、ロケ誘致により制作した作品の海外における上映・放送等を通じて地域産品の海外販路拡大や訪日外国人旅行者の増加等による地域活性化につなげる。
プロジェクト
実施概要
 東北地方の各フィルムコミッションや様々な産業分野の拠点が連携し、海外のコンテンツ制作者のニーズに即したロケ地情報を集約したデータベースを構築する。また、試行的にタイの映像制作会社を招へいし、実際に東北地方においてロケを実施することにより、データベースの効果・課題を検証し、その機能の充実・向上を目指す。さらに、海外プロデューサーを招へいしたシンポジウム等を開催し、今後の継続的ロケ誘致活動の在り方についてディスカッションを実施する。シンポジウム等の議論、データベースの閲覧数測定や、招へい者、シンポジウム参加者へのヒアリング、アンケート等を通じ、海外撮影クルーの誘致効果の高いロケ地連携・発信の在り方を検証予定。

プロジェクト3

4. 都市部のクールジャパン人材と地方のクールジャパン資源を活用した地方の魅力の効果的発信

実施団体 (一社)大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会) 他
目的  都心において、外国語が堪能な人材を地方の魅力を伝えることのできるクールジャパン人材として育成するとともに、地方のクールジャパン拠点に関する情報発信を行い、これらの拠点と地方のクールジャパン拠点のネットワーク構築を進めることにより、都市部のクールジャパン人材と地方のクールジャパン資源を結び付け、外国人に対して地方の魅力を効果的に訴求する体制構築につなげる。
プロジェクト
実施概要
 「大丸有」(大手町・丸の内・有楽町)エリアにおいて、外国語が堪能な人材を地方の魅力を外国人に的確に伝えることのできる人材として育成するとともに、育成した人材を活用し、地方のクールジャパン拠点を外国人と巡るモニターツアーを実施する。スクール受講生やツアー参加者へのアンケート等を通じ、地方の魅力を効果的に発信するための都心と地方のクールジャパン拠点の連携の在り方を検証予定。

プロジェクト4

5. ガストロノミーマニフェストに基づく食と周辺産業の連携による、食分野における日本の国際的発信力強化

実施団体 (株)辻料理教育研究所 他
目的  日本の食の未来ビジョン(行動規範)となる「ガストロノミーマニフェスト」を策定するとともに、当該マニフェストに基づき、食分野と関連産業・機関の関係者・拠点が連携して食分野の振興に係る発信等に取り組むことにより、食分野における日本の国際的発信力・展開力強化を図る。
プロジェクト
実施概要
 食に携わる多くの関係者を巻き込んで「ガストロノミーマニフェスト」策定に向けた検討を進めるため、海外の有識者等を招へいしたシンポジウムを開催するとともに、地方※において、料理人、農業、観光、教育、自治体等の関係者・拠点が連携して当該マニフェストに基づく取組を試験的に実施する。シンポジウムでの議論や、地方におけるプロジェクト実施者へのヒアリング等を通じ、マニフェストの有用性や、マニフェストに基づく取組をより効果的に実施するための拠点連携の在り方を検証予定。
※本プロジェクトでは、鳥取県及び鹿児島県等で取り組む。

プロジェクト5

6. 技術とデザインを融合させた最先端デザインラボ設置によるクリエイティブ人材創出の加速

実施団体 東京大学生産技術研究所 他
目的  世界最先端のデザイン教育機関と国内の技術研究機関とが連携してデザインラボを設置し、国内外の優秀な人材が協働してデザイン性・機能性の双方に優れた製品等のプロトタイプ作製に取り組むとともに、そうした成果や手法を広く浸透させるために当該ラボと国内の企業や教育機関等との連携を深めることにより、日本のクリエイティブ人材創出の加速化を図る。
プロジェクト
実施概要
 東京大学生産技術研究所※1と英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート※2が協働し、東京に最先端のデザインラボを試行的に設置して共同研究を行うとともに、ラボと国内の企業、教育機関等との連携を促進するため、ラボの成果発表を行う展示会・カンファレンス等を実施する。共同研究参加者や展示会・カンファレンス出席者へのアンケート等を通じ、デザインラボの在り方や、デザインラボと他の国内拠点との効果的な連携の在り方を検証予定。
※1)工学の幅広い分野をカバーする東京大学の附置研究所
※2)英国ロンドンにある修士号と博士号を授与する世界唯一の美術・デザイン系大学院大学

プロジェクト6

7. 空間デザインの発信等による家具・インテリア産業のビジネス力強化

実施団体 (株)東京デザインセンター 他
目的  日本の家具・インテリア等の魅力を「空間デザイン」という形で発信するとともに、それに興味を持った海外のバイヤー等とのビジネス組成を円滑かつ効果的に進めるため、全国の家具・インテリア関係の拠点の連携を深化させ、家具・インテリア等の輸出拡大やインバウンドへの波及(空間デザインに関心の高い外国人の訪日促進)につなげる。
プロジェクト
実施概要
 建築・インテリア系デザイン諸団体が連携し、国内商業施設等(ホテル、レストラン、ショップ等)の空間デザインをウェブサイトで一体的に発信するとともに、海外のメディアやバイヤー等を招へいし、全国の家具・インテリアの拠点や優れた空間デザインを持つ拠点※を巡る視察・商談ツアーを実施する。ウェブサイトのクリック率測定や、招へいバイヤーの発注額測定等を通じ、外国人への訴求力の高い情報発信の方法や、ビジネス効果の高い国内拠点の連携の在り方を検証予定。
※本プロジェクトでは、東京デザインセンター、Idcn国際デザインセンター、石川県立伝統産業工芸館、飛騨・世界生活文化センターの4拠点の連携に取り組む。

プロジェクト7

参考

公募結果概要

2016年10月28日~11月11日の期間に委託先の(株)三菱総合研究所を通じて実施。

・応募件数:32件

・採択件数: 7件

・審査方法:有識者委員会により選定。

有識者委員会委員

梅澤 高明(A.T.カーニー 日本法人会長)

太田 伸之(クールジャパン機構 代表取締役社長)

杉山 知之(デジタルハリウッド大学 学長)

デービッド・アトキンソン((株)小西美術工藝社 代表取締役社長)

長谷川 祐子(東京都現代美術館 参与/東京藝術大学 大学院 国際芸術創造研究科 教授)

浜野 京(内閣府知的財産戦略推進事務局 政策参与)

クールジャパン拠点構築検討会:中間とりまとめ(クールジャパン拠点のイメージ)

中間とりまとめ

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電話番号 03-5253-2111(大代表)