痴漢は重大な犯罪です!なくそう、性暴力。
2026年1月15日
痴漢被害に遭ったときは
あなたは一切悪くありません。ひとりで悩まず、相談してください。
● 周りの人に助けを求めてください
安全を確保するため、声を上げる、防犯アプリを活用するなどの方法で周りの人に助けを求めてください。
● 警察に110番通報してください
痴漢被害に遭ったときは、すぐに110番通報してください。被害に遭われてから時間が経っていても構いませんが、なるべく早く警察に相談してください。どんな小さなことでも構いません。
● ワンストップ支援センターにも相談できます
各地の性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター「全国共通番号#8891(はやくワンストップ)」や、SNS相談「Cure time(キュアタイム)」に相談することもできます。

被害を目撃したときは
あなたの行動が、犯人の検挙と更なる被害の防止につながります。
● 被害者に声をかけてください
被害を目撃したら、見て見ぬふりをせず、「大丈夫ですか?」などと被害者に声をかけてあげてください。
● 駅員、警察官などに知らせてください
駅員や周りの人に協力を求めたり、警察に110番通報をしたりしてください。
被害に遭いやすい若年層
内閣府は令和5年度に「若年層の痴漢被害等に関するオンライン調査」(令和6年7月公表)※を実施しました。
この調査によると、はじめて痴漢被害を受けたときの年齢は「15歳以下」(35.4%)と「16~19歳」(46.4%)を合わせた「19歳」までが81.8%と、特に若年層が痴漢被害に遭いやすいことがわかっています。(図1)
また、被害に遭った場所は「電車内」(62.8%)が最も多く、「駅構内」(ホーム・階段・エスカレーター等)も合わせると70.0%が、電車などの公共の乗り物で痴漢被害に遭っていることがわかっています。(図2)
※ 本調査結果は、登録モニターに対して、内閣府が実施する若年層の痴漢被害の実態・傾向等の把握を目的とした調査であることを示した上で、任意の回答者(=積極的に回答いただいた方)から得られた回答に基づくものであることに留意する必要がある。
性別に関係なく被害者になり得る
上記の調査では、女性の10人に1人以上(13.6%)に被害経験があり、特に若年層の女性にとって痴漢は身近な性暴力となっていることがわかります。一方、男性の3.6%にも被害経験があり、性別に関係なく被害者となり得ることにも留意が必要です。
また、直近で受けた被害について尋ねたところ、男性の被害においては、加害者の44.1%が同性であることがわかりました。(図3)
痴漢の被害は軽くない
上記の調査で「痴漢被害について、世の中でどのように考えられていると感じるか」を尋ねたところ、「被害が軽くとらえられていると感じる」(56.0%)と「関心がもたれていないと感じる」(10.1%)の合計が66.1%となっています。
しかし、痴漢の被害は軽く見るべきものではありません。通学や通勤など、日々の生活の中で突然その被害に遭った当事者は深く傷つき、恐怖や苦痛など、心身に大きな影響を及ぼします。
「痴漢撲滅に向けた政策パッケージ」では、次の5つの点を認識し、社会全体に理解を広げていくための取組をおこなっています。
- 痴漢は重大な犯罪である
- 痴漢の被害は軽くない
- 被害者は一切悪くない
- 被害者を一人にしてはいけない
- 痴漢は他人事ではない
被害に遭った受験生の受験機会の確保
政府では、大学や高等学校等に対し、入学者選抜において、受験生が、試験場に向かう途中の事故・事件に巻き込まれた場合や、痴漢の被害に遭った場合などやむを得ない事由により受験機会を失うことのないよう、試験時間の繰り下げや別日程への振替等の対象とするなど、受験機会の確保のための柔軟な対応に努めるよう周知しています。
大学入学共通テストでは、試験場に向かう途中に痴漢の被害に遭った場合は、試験場に向かう途中に生じたやむを得ない事由として、追試験の対象となります。このような場合は、速やかに受験票に記載されている「問合せ大学」に電話連絡を行ってください。
痴漢被害に遭ったり目撃したりしたときは、周りの人に助けを求め、110番してください。