11月12日~25日は女性に対する暴力をなくす運動
2025年11月10日
「女性に対する暴力をなくす運動」とは?
配偶者等への暴力(DV)、性犯罪・性暴力、ストーカー行為、売買春、人身取引、セクシュアルハラスメント等の暴力は、重大な人権侵害であり、決して許されるものではありません。
政府は、女性に対する暴力の予防と根絶に向けて、地方公共団体や民間団体との連携・協力の下、毎年11月12日~25日までの2週間を「女性に対する暴力をなくす運動」(平成13年 男女共同参画推進本部決定)として、様々な活動を実施しています。
運動最終日の11月25日は、国連が定めた「女性に対する暴力撤廃の国際デー」です。この時期には、日本国内だけでなく、世界中で暴力の根絶を訴えるための活動が行われています。
「そのとき、私たちにもできることがある。」
今年度は、直接的な加害者・被害者ではない第三者の立場にいる方々を主な対象として、「DVや性暴力に気づいたら 相談されたら そのとき、私たちにもできることがある。」というメッセージとともに、DV及び性犯罪・性暴力の相談窓口の周知を図ります。
ポスターや動画では、何が二次被害につながるのか、何が被害者にとって望ましい行動なのかを伝え、「自分にもできることがある」「声掛けや言動で被害者をサポートできる」と考え行動する人を増やすことをねらいとしました。被害にあった人に二次被害を与えない、年齢・性別を問わず相談できる窓口があることを伝えるなど、被害にあった人の周囲にいる一人ひとりにできることがあります。
全国の約500施設でパープル・ライトアップが実施されます
運動期間中は、全国のタワーやランドマーク等を紫色にライトアップする「パープル・ライトアップ」が実施されます。この「パープル・ライトアップ」には、女性に対するあらゆる暴力の根絶を広く呼びかけるとともに、被害にあった方に対して「ひとりで悩まず、まずは相談してください。」というメッセージが込められています。
男女共同参画局のウェブサイトには、ライトアップ実施施設の一覧を掲載しています。ぜひお近くの施設を探してみてください。
一人ひとりにできる、運動に参加する・広める様々な方法
運動期間中には、地方公共団体等による展示やイベント等も実施されますので、ぜひご参加ください。
地方公共団体等のSNSアカウントにおいて「#女性に対する暴力をなくす運動」「#パープルライトアップ」のハッシュタグをつけて関連情報を投稿していただくよう、呼びかけています。「パープル・ライトアップ」や展示を見かけたり、イベントに足を運んだりした際には、ハッシュタグをつけて投稿し、運動や相談窓口の情報を広めていただければ幸いです。
また、男女共同参画局のウェブサイトでは、ポスター、リーフレット、パンフレットのほか、啓発動画(4本)、ウェブ用バナー、パープルリボン画像等のデータをご用意していますので、ぜひご活用ください。
該当施策のページ
- 「女性に対する暴力をなくす運動」について
※全国の地方公共団体の取組内容や、パープル・ライトアップ実施施設一覧についても掲載しています。 - 令和7年度「女性に対する暴力をなくす運動」啓発動画
そのとき、私たちにもできることがある。 (15秒)
DVや性暴力の被害 気づいたら 相談されたら (30秒)
もう、被害にあった人をさらに傷つけない (30秒)
すぐに相談できなくても、自分を責めないで。 (30秒)