万博開幕!内閣府からも出展します!!

2025年4月18日

 大阪・関西万博が開幕しました。日本での万博開催は、2005年の愛・地球博に続き、20年ぶりとなります。

 「万博」は、世界中の英知が結集する一大イベントです。新しい技術や商品が生まれ、私たちの生活が便利になる「きっかけ」となります。いま、私たちが何気なく使っているあれもこれも、実は何十年も前の万博で既にお披露目されていたものたちなんです。

 さて、2025年の大阪・関西万博では、一体どんな未来に出会えるのでしょう。数十年後には当たり前になっているかも!?な時代の先端を行く技術・商品を、あなたの肌で感じてください!

  万博をきっかけに普及したものの例
 1853年 ニューヨーク万博  エレベーター
 1876年 フィラデルフィア万博   電話
 1970年 大阪万博  ファミリーレストラン、ワイヤレステレフォン、電気自動車、動く歩道 
 2005年 愛知万博  ICチップ入り入場券、AED(自動体外式除細動器)、ドライミスト

 

 今回の万博は、内閣府からも複数の部局が出展し、地方創生から宇宙まで、内閣府ならではの多様なテーマでイベントを開催します。ぜひいろいろ体験してみてください。

 

【内閣府が開催するイベント紹介】

  1. Cool Japan Showcase Anime Manga Tourism Festival
  2. みらいふるさと by RESAS
  3. 地方創生SDGsフェス
  4. ムーンショットパーク ~見て!触れて!感じる!新・未来~
  5. エンタングル・モーメント -[量子・海・宇宙]×芸術-
  6. 戦略的イノベーション創造プログラム
  7. ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier

 

Cool Japan Showcase Anime Manga Tourism Festival (クールジャパン ショーケース アニメ・マンガ ツーリズム フェスティバル)

開催期間 4月30日(水)~5月2日(金) ※予約なしで楽しめる
開催場所 西ゲートゾーン EXPOメッセ「WASSE」

 日本の良さを再発見できるのも、今回の万博の大きな魅力です。日本には、脈々と受け継がれてきた自然、伝統、文化、食など、世界に誇るべき魅力がたくさんあります。

 こちらのイベントでは、世界中で愛されている日本のアニメ・マンガを「入口」として、日本の魅力を世界に発信します。アニメ・マンガの舞台となった場所や作家ゆかりの地が一堂に会する3日間、この万博でしか叶わない体験や夢の共演が多数実現します。連日開催されるステージイベントも必見です。

みらいふるさと by RESAS

開催期間 5月13日(火)~5月19日(月)
開催場所 フューチャーライフゾーン フューチャーライフエクスペリエンス

 「RESAS(リーサス)」はあまり聞き慣れない言葉かもしれません。日本全国のまち・ひと・しごとにまつわるデータが集約されたシステムのことで、自治体をはじめ、企業や学校においても活用が進んでいます。

 本展は、RESASを通して見えてくるあなたの住むまちの魅力やふるさとの未来を、オリジナルキャラクターRESASくんとふれあいながら、AR(拡張現実)などで楽しく学ぶことができる体験型イベントです。

地方創生SDGsフェス

開催期間 5月28日(水)~6月1日(日)
開催場所 西ゲートゾーン EXPOメッセ「WASSE」

 国民的人気ゲーム「桃太郎電鉄」とのコラボレーションにより、「地方創生SDGs」の取組を、遊びながら楽しく学べる5日間の企画になっています。

 会場内には、全国各地の特色を体験・体感できる魅力的なブースが展開されるほか、アプリケーションを使用してゲーム感覚で会場内を楽しく周遊できる仕掛けもご用意しています。

 万博でしか体験できない内容が目白押し!この機会をお見逃しなく!

ムーンショットパーク~見て!触れて!感じる!新・未来~

開催期間 7月22日(火)~9月15日(月)
開催場所 フューチャーライフゾーン フューチャーライフエクスペリエンス

 2050年(今から25年後!)、人とロボットが共に暮らす新しい日常がやってくるかも!? 最新テクノロジーは、私たちの生活をどう豊かにしてくれるのでしょう。

 ・未来の健康診断は街を歩いているだけで気軽にできちゃう!?/・カラダの中で動作する体内アバターって!?/・最先端の脳波計測・解析技術「自在ホンヤク機」を使ったこころの可視化体験!/・一人に一台一生寄り添う世界最先端のスマートロボットAIREC(アイレック)の家事や介護、医療分野におけるデモンストレーション等々、未来を体験・体感できるイベントが盛りだくさんの8週間です。

 また、世界中で大人気のオンラインゲーム「フォートナイト」の登場キャラを、マウスもキーボードも使わず、頭の中で念じるだけで自在に操ることができる、ここでしか味わえない体験ができちゃいます。

 ムーンショット型研究開発制度(挑戦的な研究開発)が目指す、まだ誰も見たことのない新しい未来社会をぜひご体感ください!

エンタングル・モーメント-[量子・海・宇宙]×芸術-

開催期間 8月14日(木)~8月20日(水)
開催場所 西ゲートゾーン EXPOメッセ「WASSE」

 2025年は、人類が量子力学を発見して100周年の節目の年です。量子研究が100年の歴史を持つように、今日まで多くの科学者やアーティストが「必ずしも目には見えない世界」の不思議な魅力に取り組み、探求を続けてきました。

 私たちを取り巻く「量子・海・宇宙」の世界を、科学・技術・芸術の「エンタングル=もつれ合う」展示でご紹介します。移り行く地球環境の中でますます私たちと切り離せなくなっていく科学技術と、私たちの生きる「モーメント=過去・現在・未来」について考えてみましょう。様々な分野の研究者やアーティスト、文化人によるトークイベントやワークショップ、音楽イベント等、多彩なステージイベントも開催予定です。

戦略的イノベーション創造プログラム

開催期間 9月(予定)
開催場所 調整中

 基礎研究から実用化・事業化までを見据え、一気通貫で、府省連携による分野横断的な取組を産官学連携で推進するプログラム(SIP)の研究成果を、リアルとバーチャル空間でのイベント等を通じて発信します。

ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier

開催期間 常設展示
開催場所 東ゲートゾーン (日本館の隣)

 フランスの高級宝飾品ブランドであるカルティエと共同で出展するパビリオンです。

 エントランスを入ると、まず、イギリスの舞台美術家エズ・デヴリン氏が手掛けた没入体験が出迎えます。映画監督・河瀨直美氏が制作したショートフィルムでは、その空間にあなた自身が組み込まれる仕掛けが施され、主人公の人生を追体験することができます。

 そのほかにも、フランスの映画監督兼女優メラニー・ロラン氏やアーティストの千葉尋氏、マルチアーティストの森万里子氏などによる作品を展示。また、パビリオンの案内係の制服は、sacaiのデザイナー兼クリエイティブディレクターである阿部千登勢氏が担当しました。2階には、講演会やトークセッションを開催する「WA」スペースを設け、期間中、150以上ものセッションを予定しています。

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