総合知シンポジウムを10月25日に開催します

2023年10月16日

 2023年10月25日に、総合知シンポジウムを開催いたします。
 第6期科学技術・イノベーション基本計画では、我が国が目指すべき未来社会像であるSociety 5.0を、「持続可能性と強靱性を備え、国民の安全と安心を確保するとともに、一人ひとりが多様な幸せ(well-being)を実現できる社会」と表現し、その実現に向けて『「総合知による社会変革」と「知・人への投資」の好循環』を科学技術・イノベーション政策の方向性として示しております。

 総合知とは、多様な「知」が集い、新たな価値を創出する「知の活力」を生むことであり、これは、多様な「知」が集うような場をつくることや、Well-being の最大化に向けた未来像を描くだけではなく、社会実装 に向けて具体的な手段を見いだして社会の変革をもたらすことです。

 例えば、現在、世界は気候変動やエネルギー資源、食料など、様々な課題に直面しています。
 これらは、一国のみでは解決が難しく、また同様に単一の知だけでは解決が難しく、自然科学の成果や、人文社会科学を含めた多様な知が融合して、すなわち総合知を活用することで解決ができるものです。

 総合知はその定義が難しく、捉え方も人によって、時代によって、地域によって異なってくるであろうものですが、だからこそ、内閣府では、産業界や学術界で多くの方々にこの「総合知」の考え方を共有していただき、相互に議論を交わしていくことが大切であると考え、これまでもウェビナーやワークショップを開催してきました。

 その一環として開催します今回のシンポジウムでは、産業界や学術界で活躍されている方々をお招きし、総合知の活用事例をご紹介いただくとともに、新しい価値創造型ビジネスについて、議論を行います。
 少しでもご興味をお持ちになられましたら、ぜひご参加ください。

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