横浜市主催・第2回野口英世アフリカ賞受賞者歓迎式典と旧細菌検査室視察

旧細菌検査室視察

横浜市主催による、第2回野口英世アフリカ賞受賞者を歓迎する行事が、かつて野口英世博士が検疫官として勤務していた長浜(横浜市・金沢区)で行われました。野口博士ゆかりの旧細菌検査室は長浜野口記念公園の敷地内に保存されています。第2回野口英世アフリカ賞受賞者である、ピーター・ピオット博士とアレックス・G・コウティーノ博士は旧細菌検査室を訪れ、野口英世博士が勤務していた当時の様子や当時の医療器具、検疫所の歴史についての展示を長谷良夫 長浜ホール館長と井出 研 横浜市立大学医学部同窓会・倶進会幹事の案内で視察しました。  

旧細菌検査室を視察する受賞者

旧細菌検査室を視察する受賞者
旧細菌検査室の内部を視察するピオット博士とコウティーノ博士
(写真上段右・下段右:提供・横浜市役所)

第2回野口英世アフリカ賞受賞者歓迎式典

旧細菌検査室と同じく、長浜野口記念公園内の長浜ホールにて、第2回野口英世アフリカ賞受賞者歓迎式典が行われました。長浜ホールに設置されている野口英世アフリカ賞記念碑へ、第1回野口英世アフリカ賞受賞者である、ブライアン・グリーンウッド博士とミリアム・ウェレ博士の名前に引き続き、ピオット博士とコウティーノ博士の名前が彫られたプレートが両受賞者自らの手によりはめ込まれました。

また式典では、地元で活躍する神奈川フィルの演奏と、小学生・中学生の多文化理解を促すことを目的に、アフリカ諸国の文化・歴史・生活について学び、アフリカの人々と交流する「一校一国運動」を実施している横浜市の小中学校の中から、浦島小学校(交流国・ガーナ共和国)、立野小学校(交流国・ガーナ共和国)、文庫小学校(交流国・ウガンダ共和国)の生徒たちが受賞者歓迎の発表や合唱を披露しました。

 


野口英世アフリカ賞記念碑へ新たに第2回受賞者の名前のプレートがはめ込まれました
(写真下段:提供・横浜市役所)


横浜市の小学生から花束を贈呈される受賞者
(写真提供:横浜市役所)