第7回新開発食品調査部会新開発食品評価第一調査会議事要旨

日時

2011年12月9日（金）14:00～16:00

消費者委員会大会議室１

岩崎委員、梅垣委員、川島委員、久代委員、合田委員、志村委員、寺本委員、山崎委員、参考人２名
消費者庁食品表示課
消費者委員会事務局

以下の品目について、申請資料等に基づき、安全性及び効果の調査を行った。

（１）エノキタケ抽出物を関与成分とし、体脂肪が気になる方や肥満気味の方に適する旨を保健の用途とする食品（茶系飲料）〔株式会社リコム〕
　調査会として了承することとされた。

（２） D-プシコースを関与成分とし、食後の血糖値が気になる方に適する旨を保健の用途とする食品（テーブルシュガー）〔合同会社希少糖食品〕
　調査会として了承することとされた。

（３）コーヒー豆マンノオリゴ糖を関与成分とし、お腹の環境に気を付けている方や体脂肪が気になる方に適する旨を保健の用途とする食品（炭酸飲料・清涼飲料水）〔味の素ゼネラルフーヅ株式会社〕
　表示に関する指摘がなされ、今後、回答内容を確認の上、調査会として了承することとされた。

（４）大麦β‐グルカン（β‐1,3‐1,4グルカン）を関与成分とし、食後の血糖値が気になる方に適する旨を保健の用途とする食品（顆粒スティック）〔株式会社ADEKA〕
　有効性試験に関する指摘がなされ、今後、当該品目の審議は行わないこととされた。

（５）モノグルコシルヘスペリジンを関与成分とし、中性脂肪が高めの方や、脂肪の多い食事を摂りがちな方に適する旨を保健の用途とする食品（清涼飲料水・炭酸飲料）〔株式会社伊藤園〕
　調査会として了承することとされた。

・新開発食品調査部会設置・運営規程第６条第２項に基づき、個別品目の審査内容が許可申請を行っている事業者の権利または利益を侵害するおそれがあるため、非公開で開催された。
・利益相反については、該当する委員はいなかった。