賞勲局組織・業務の概要2014 : 内閣府のパンフレット

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勲章・褒章 ~称えられる栄誉のしるし~

  • 春秋叙勲等における勲章等の授与の審査。
  • 栄典制度の調査、研究、企画業務などの栄典に関する事務。

<栄典制度とは>

栄典(勲章及び褒章)は、国家又は公共に対し功労のある方、社会の各分野における優れた行いのある方などを表彰するもの

我が国の栄典制度は明治初期に創設

栄典の授与は、日本国憲法に規定された、内閣の助言と承認による天皇の国事行為

勲章は国賓等の来日時に相互に交換されるなど、国際親善の役割


大綬章勲章授与式(宮中:正殿松の間)の様子 著作権者:宮内庁

総理と文化勲章受章者の写真

<一般推薦制度とは>

春秋叙勲の候補者としてふさわしい方を一般の方々が推薦できる「一般推薦制度」が平成15年から実施されています。この制度は、人目に付きにくい分野において真に功労のある方や多数の分野で活躍し功労のある方などを春秋叙勲の候補者として把握するためのものです。

(推薦方法)

推薦者1名、賛同者2名が必要です。

一般推薦制度のホームページにある様式の推薦書及び賛同書(2通)を内閣府賞勲局まで御郵送ください。

年間を通じて常時受け付けています。

一般推薦の流れ

推薦者1名、賛同者2名による様式が内閣府賞勲局まで郵送されます。政府は被推薦者について調査検討し、推薦府省を決定します。この際、国家又は公共に対し功労のある方(おおむね20年以上活動)で、70歳以上の方、もしくは55歳以上の方で「精神的肉体的に著しく労苦の多い環境において業務に精励した方」又は「人目に付きにくい分野で多年にわたり業務に精励した方」が候補者としてふさわしい方となります。ただし、自分自身や二親等内の親族を推薦することはできません。推薦府省は、内閣府賞勲局に候補者を推薦します。その後、閣議決定、天皇陛下の御裁可を経て、発令されます。
勲章と褒章の種類と授与対象
勲章は次の通りです。旭日大綬章又は瑞宝大綬章を授与されるべき功労より優れた功労のある方には、大勲位菊花章頸飾、大勲位菊花大綬章、桐花大綬章。国家又は公共に対し功労のある方には、旭日大綬章、旭日重光章、旭日中綬章、旭日小綬章、旭日双光章、旭日単光章、瑞宝大綬章、瑞宝重光章、瑞宝中綬章、瑞宝小綬章、瑞宝双光章、瑞宝単光章。なお、旭日章は、功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた方、瑞宝章は、公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた方が対象となります。文化勲章は、文化の発達に関し特に顕著な功績のある方が対象となります。褒章は次の通りです。紅綬褒章は自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した方、緑綬褒章は自ら進んで社会に奉仕する活動に従事し徳行顕著である方、黄綬褒章は業務に精励し衆民の模範である方、紫綬褒章は学術、芸術上の発明、改良、創作に関して事績の著しい方、藍綬褒章は公衆の利益を興し成績著明である者又は公同の事務に尽力した方、紺綬褒章は公益のため私財を寄附した方、が対象となります。
勲章と褒章の授与の機会、発令日等と対象等
春秋叙勲は、春:4月29日、秋:11月3日に、毎回おおむね4,000名に対して発令され、70歳以上の功労のある方(人目につきにくい分野等においては55歳以上の方)が対象です。危険業務従事者叙勲は、春:4月29日、秋:11月3日に、毎回おおむね3,600名に対して発令され、著しく危険性の高い業務に精励した方のうち、功労のある55歳以上の方が対象です。高齢者叙勲は、毎月1回、春秋叙勲によって勲章を授与されていない、年齢88歳に達した功労のある方が対象です。死亡叙勲は、生前最後の日(死亡日)に発令され、功労のある方が死亡した時に対象となります。外国人叙勲は、国賓等の来日に発令される儀礼叙勲と、我が国に対し功労のある外国の方への功績叙勲があり、来日・離日の機会ある時、又は、駐日外交官の離任の際等に授与されます。文化勲章は、11月3日に、おおむね5名に対して発令されます。春秋褒章(紺綬褒章を除く)は、春:4月29日、秋:11月3日に、毎回おおむね800名に対して発令され、優れた事績のある方又は団体(年齢にとらわれず表彰)が対象です。紺綬褒章は、毎月1回発令されます。

(注)勲章にはほかに宝冠章がありますが、現在は、外国人に対する儀礼叙勲等特別な場合にのみ授与されます。


大勲位菊花章頸飾の写真

大勲位菊花大綬章の写真

桐花大綬章の写真

旭日大綬章の写真

瑞宝大綬章の写真

文化勲章の写真

紅綬褒章の写真
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