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孤立死をなくすための被災地へのメッセージ

地域の絆の力を結集しよう
~ 孤立死をなくすための被災地へのメッセージ ~

被災者の孤立死を防止するための有識者会議
座長   堀田     力
野田 武則
稲葉 信義
立谷 秀清
市川 禮子
村井 雅清
本間 和也
高橋 紘士

本年3 月11 日、我が国は未曽有の大震災に見舞われました。亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、一命をとりとめた方々も、その日以来、言葉では言い尽くせぬほどの苦難を味わっておられます。

震災から3 か月余りが経過し、被災地では今、仮設住宅への入居が進み、避難所での集団生活がようやく解消に向かいつつあります。その一方で、阪神・淡路大震災で大きな問題になった、いわゆる「孤立死(孤独死)」の増加が懸念されています。

近年、我が国では、高齢者の社会的孤立が大きな課題と認識されるようになり、高齢者をはじめ支援を必要とする方々の見守り活動など、地域住民の繋がり、支え合いを確保していく取組が各地で始まりました。今般、このような取組に各地域で関わってきた関係者が一堂に会してそれぞれの活動事例を持ち寄り、意見交換を行いました。その中で、「一人一人が持っている力を活かすことにより、『支援される側』から『支援する側』に回ってもらうこと、それを公的にバックアップしていくことが重要」という基本的な認識を共有できたと思います。

被災地の方々におかれては、今回の会議資料等を是非とも活用していただき、幅広い住民が手を携え、それぞれの地域の絆の力で、この大震災を乗り越えた尊い命を守ってほしいと思います。元気をなくしている方や家の中に閉じこもっている方に気づいたら、みんなで苦しみを分かち合い、その人が持っているパワーを引き出して、孤立死を防いでください。そのために、市町村長はじめ行政の方々、福祉関係の方々、NPO 関係の方々な ど幅広い関係者が知恵を出し合ってください。

被災地が震災前にもまして住みよい地域社会へと復興を遂げ、被災者の方々が一日も早く平穏で幸せな暮らしを取り戻せるよう、共に前に進みましょう。

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