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小さな拠点・地域運営組織の形成による効果

小さな拠点や地域運営組織を形成することにより、「住民」「地域」「行政」に様々な効果を生み出します。
このページでは、具体的にどのような効果があるのか、全国の事例と併せて紹介しています。これから小さな拠点や地域運営組織を形成に取り組もうと考えている皆様や、事業の実施を考えている皆様は、是非ご参考にしてください。

住民に対する効果

1.住民の暮らしを便利にする効果(生活利便性向上効果)

食料品や燃料などの生活必需品を販売することにより、身近な場所で買物を行うことができ、生活利便性が向上します。 簡易郵便局、食堂、サロンなど、金融、飲食、交流などの機能を備えた小さな拠点もあり、地域住民は中心市街地まで出かけることなく、移動距離や移動時間を削減することができます。

2.住民に仕事を提供する効果(雇用創出効果)

食料品や燃料などの生活必需品を販売したり、食堂やカフェを運営することで、利益を生み出し、有償の従業員を雇うことができます。 中山間地域では働く場所が少ないため、小さな拠点や地域運営組織が生み出す仕事は、パート職であっても地域住民には貴重な雇用機会となります。

3.住民の所得をアップさせる効果(所得向上効果)

農産物や加工品の販売、飲食サービスの提供、公共施設の管理運営業務の受託などによって、収益を上げ、従業員に給与を支払うことができます。 地域住民の暮らしを支えるとともに、サービス提供の対価を得て、地域住民の所得向上につながる効果が期待できます。

地域に対する効果

1.地域経済を活性化させる効果(地域の経済循環効果)

地域から調達した農産物や加工品などを販売したり、地域から雇用した従業員に人件費を支払うことで、地域の経済循環に貢献できます。 さらに、物販機能や飲食機能を備えた小さな拠点は、地域住民の消費流出を防ぎ、観光客の消費も期待できます。

2.観光客を増やす効果(交流人口の拡大効果)

観光客の立ち寄り拠点となるばかりではなく、滞在拠点にもなります。魅力ある食事やオリジナルの商品などを提供することで、多数の観光客に寄ってもらうことが可能になります。 宿泊機能を備えた小さな拠点もあり、地域住民が廃校を売店、居酒屋、宿泊施設を備えた交流施設に活用することで、年間1千人近い宿泊客を集めている事例もあります。

3.移住を促す効果(移住促進効果)

小さな拠点への立寄りや滞在が、地域の良さを伝えるきっかけとなり、移住者増加につながる効果も期待できます。 宿泊したり農業体験プログラムなどに参加することで、地域住民と来訪者との交流が深まり、空き家などを紹介して移住につながるケースも生まれています。

4.子育てを助ける効果(児童の見守り効果)

地域住民が集う小さな拠点に子育て関連施設があることで、不審者などの接近を防ぎ、児童の見守り効果が期待できます。 児童を迎える際に、小さな拠点で買物などをすることができ、地域の情報交換もできるため、父兄にとっても便利になります。子育て関連施設があることで、児童、子育て世代、高齢者と幅広い年齢層が立ち寄ることになり、小さな拠点の意義が地域住民に浸透しやすくなります。

行政に対する効果

1.高齢者福祉に役立つ効果(高齢者の外出促進・見守り効果)

物販、飲食、交流などの機能を備えることで、高齢者の外出が促進されます。高齢者が定期的に小さな拠点を訪れ、井戸端会議をすることで、本人の健康状態や近隣の高齢者の動向を把握することができるようになります。 高齢者の健康状態が思わしくない場合や定期的な訪問が途絶えた場合には、小さな拠点から市町村や社会福祉協議会等に連絡して適切な対応をとることもできます。

2.介護予防に役立つ効果(高齢者の体力維持効果)

体操教室の開催や、介護予防や健康増進に関する講習会を開催することで、高齢者の体力や健康に対する意識を向上させることができます。その結果、介護予防につながる効果が期待できます。

3.効率的な行政運営に役立つ効果(行政コストの削減効果)

支所の窓口機能を地域運営組織が担うことで、行政が職員を配置して支所機能を維持するよりも、行政コストを削減することができる場合があります。

研修テキスト

取組の進んでいる14地区をモデル地区として選定し、定量的な取組効果について調査した結果を整理した研修用テキストを作成しました。お住まいの地域で研修を行う際などにご活用ください。

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