平井内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成30年10月5日

(平成30年10月5日(金) 11:18~11:24  於:中央合同庁舎第8号館1階S101記者会見室)

1.発言要旨


 平井卓也でございます。所管事項説明も受けながら、自分の今所管する範囲を改めて勉強させていただいているところであります。
 そして今日はですね、科学技術政策担当大臣として一つ御報告がありますが、10月7日日曜日に開催されます、第15回国際科学技術関係大臣会合及び、第15回STSフォーラム年次総会に出席するために京都に出張いたします。大臣会合では私が議長を務めまして、「SDGs達成に向けた科学技術イノベーションの役割―STI for SDGs推進に伴う光と影―」をテーマに、20か国以上の科学技術大臣と意見交換を行う予定です。また、STSフォーラム開会式に出席するとともに、科学技術大臣等との会談、バイの会談も現在用意をさせていただいていると聞いております。これらを通じまして、科学技術イノベーション分野における国際連携を更に推進していきたいとそのように考えています。
 私の報告は以上でございます。

2.質疑応答

(問)科学新聞の中村です。
 医療情報についてお聞きしたいんですけれども、次世代医療基盤法が今年施行されて、法的には医療情報流通するようになったんですけども、認定事業者の認定がまだ進んでいないかと思うんですけども、認定事業者の認定についての見通しと、次世代医療基盤法で医療情報が流通することによってどのような効果が期待できるのか教えてください。
(答)この法律は今年の5月11日に施行されたということで、法律が成立する過程で私も党内でこの議論に参加させていただいたことを覚えております。この認定事業者の認定についてはですね、当時の与党内での議論でも随分ありましたけれども、やっぱりセキュリティーの確保とかですね、慎重に審査するべきだということで、まだ申請が出てきてるわけではなくて、事前の御相談という段階なので、現時点でいつ認定するかということは申し上げられませんが、私としてはできるだけ早く認定したいとそのように思います。
 ですから、大変厳しい基準でやっていこうということになっていますので、そこら辺りのところでどうなるか、これからちょっと関係各所に具体的な状況も聞いてみたいと思っています。
 そして、どの分野(への効果ですが)、これはたくさんあると思いますよ。異なる医療機関や診療領域の情報を統合した治療成績の評価とか、医師の診断支援ソフトの開発とか、最終的には創薬とか、何でしょうね、新しい治療法であるとか、これははっきり言って今現時点では申し上げられませんが、予想以上にいろんなものに役に立つという可能性もあると思っています。
(問)テレビ朝日の柊と申します。よろしくお願いします。
 大臣、今日閣議があって、その後、復興に関する会合があった後に新しい大臣が官邸の方に集まって何か話をされていたと思います。
(答)官邸に集まって?
(問)官邸で何かあったんだろうかと思いまして。
(答)ちょっと私そこにいました?
(問)新しい大臣が集まってるっていうふうに私は確認っていうか、他の出てきた大臣、みんな新しい方でしたので。
(答)そうではありません。官邸の施設を一部、ちゃんと理解するように指導を受けてたということだと思います。
(問)なるほど。大臣は出席されていなかったってことですか。
(答)ですから、いや出席って言いますか、新しい大臣ですので、官邸内も不案内なので、それを教えていただいていたということです。
(問)特に何か集まって……。
(答)いや、それはないです。はい。

(以上)