宮腰内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成31年2月19日

(平成31年2月19日(火) 9:16~9:22  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.発言要旨


 私の方から今日は1点御報告があります。
 ギャンブル等依存症対策推進担当大臣として発表いたします。
 明日20日16時から、第1回「ギャンブル等依存症対策推進関係者会議」が開催され、私も出席して御挨拶を申し上げる予定です。
 関係者会議は、法律に基づいて設置されるものでありまして、会長の選任、これまでの政府の取組についての説明の後、意見交換が行われる予定です。今後、政府においては、5月までに「基本計画」を策定することになりますが、その際には関係者会議の皆様の御意見を丁寧にお聴きしたいと考えておりまして、会議においては闊達な御議論をしていただきたいと考えております。詳細につきましては、内閣官房ギャンブル等依存症対策推進本部事務局にお問合せください。

2.質疑応答

(問)韓国当局が数年前から島根県の竹島の領海や接続水域で、日本の同意なく、採泥であったり海底の調査を行っていたという報道ありますけれども、政府として把握されている事実関係と対応、大臣の御所感など、伺えればと思います。
(答)今月の15日及び17日午後から18日にかけて、竹島周辺の我が国領海内において、韓国海洋調査船が航行していたことが確認されまして、現場海域において、海上保安庁の巡視船により注意喚起を行うとともに、警戒を行うなどの対応を行ったほか、韓国側には、外交ルートを通じて、本件海洋調査船の航行について説明を求めるとともに、仮に調査活動を行っているのであれば、我が国の同意のない調査活動は認められない旨、強く抗議したと承知いたしております。御案内のとおり、竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかに我が国固有の領土であり、我が国の同意のない調査活動は認められず、極めて遺憾であります。
 領土問題担当大臣といたしましては、竹島問題に関して、国内外において我が国の立場についての正確な理解が浸透するよう、外交政策等との整合性を確保しつつ、内外発信の強化に努めてまいりたいと考えております。
(問)今の御関係、15日からの接続、領海侵犯の話だと思うんですけど、数年前にも海底調査をしていたというのが論文で明らかになったという話もありましたけれども、そちらについてはいかがでしょうか。
(答)今朝の新聞報道は承知しておりますけれども、本件につきまして事実関係の詳細は承知しておりません。先ほども申し上げたとおり、竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかに我が国固有の領土でありまして、我が国の同意のない調査活動は認められないものと考えております。
(問)それに関連してなんですけれども、22日、「竹島の日」が迫っております。先日の会見で大臣は、(「竹島の日」記念式典に)政務官を派遣されることを発表されたと思いますが、政府としての対応を何か変えられたりするようなことはありますでしょうか。
(答)現時点でそういうことは考えておりません。前回の記者会見で発表申し上げたとおり、安藤政務官を派遣するということに変わりはありません。

(以上)