宮腰内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成30年11月2日

(平成30年11月2日(金) 8:35~8:38  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 私の方から、まず2点報告申し上げます。
 1点目は、女性国家公務員の登用状況と育児休業等の取得状況についての御報告です。
 国家公務員の各役職段階における女性の占める割合、男性の育児休業取得率、「男の産休」の5日以上使用率は、いずれも過去最高となりました。特に男性の育児参加がここ数年で急速に進展しており、平成26年度と比べ、「男の産休」は2倍、男性の育児休業は3倍に取得率が増加しております。これにより、「男の産休」の5日以上使用率は、調査を開始して以降、初めて5割を上回りました。
 政府といたしましては、より一層の女性の登用拡大や男性の育児休業等の取得の促進に取り組み、国家公務員の働き方改革を推進してまいります。詳細は内閣人事局にお問合せください。
 2点目でありますが、明日3日から4日にかけて沖縄を訪問いたします。今回の訪問では、県内の市町村の代表及び経済団体の代表の方々と懇談するほか、北部地域を中心とした振興事業の現場、並びに本部港やモノレール延伸事業といったインフラ整備の現場を視察する予定であります。

2.質疑応答

(問)普天間飛行場の辺野古移設に向けて、昨日から関連工事が再開されていますが、受け止めをお願いいたします。
(答)国土交通大臣が執行停止決定を行いまして、それを受けて、沖縄防衛局が作業を再開したものと承知しております。
 普天間飛行場につきましては、危険性の除去を図ることが極めて重要な課題であるとの認識の下、日米合意に従い、一日も早い移設に向けて取り組むことが政府の方針であります。
 私といたしましては、沖縄の振興策を推進する立場で、基地の跡地利用の推進を始め、各種沖縄振興に全力で取り組んでまいりたいと考えております。

(以上)