宮腰内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成30年10月12日

(平成30年10月12日(金) 10:55~10:59  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.質疑応答

(問)東京新聞、島袋です。
 今日、玉城知事がまたすぐにこちらにいらっしゃると思うんですけれども、こちらでは会談は初めてとなると思いますが、どのようなことをお話ししたいかということと、先般、玉城知事の方から21項目の要望も受けたかと思うんですけれども、今日、何らかの形でそれに答えることがあり得るのかどうかということも含めて、よろしくお願いいたします。
(答)今日この後お目にかかることになっております。
 先日、翁長元知事の県民葬の後、既に沖縄県庁でお目にかかっておりますが、いろいろとざっくばらんにお話をさせていただいたところでありまして、今日も沖縄振興について、いろいろお話をさせていただきたいと思っております。
(問)琉球新報、知念です。
 昨日沖縄県の松川宜野湾市長の就任挨拶を受けたと思いますが、会談内容を教えていただければと思います。
(答)昨日は、初めて宜野湾市の松川新市長とお目にかかりまして、松川市長からは、特に西普天間住宅地区跡地利用の推進について御要請をいただきました。
 私からは、基地跡地の利用は沖縄振興にとって極めて重要でありますので、しっかりと推進するということを申し上げました。
(問)共同通信、阪口です。
 話題は変わるんですけれども、10日に韓国の国会議員団が竹島に上陸するという計画を発表されました。領土担当の大臣として、御所感をお願いいたします。
(答)まず申し上げておきますが、報道ぶりは承知しております。
 竹島は歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかに我が国固有の領土でありまして、本件については到底受け入れられず、極めて遺憾であるということであります。
 韓国側に対しましては、既に報道の当日、外交ルートでその旨を伝え強く抗議するとともに、計画の中止を求めていると承知しております。
 領土問題担当大臣といたしましては、竹島問題に関して国内外において我が国の立場についての正確な理解が浸透するよう、外交政策等との整合性を確保しつつ、内外発信の強化に努めてまいりたいと考えております。
 以前、離島振興の関係で、隠岐島後(どうご)、島前(どうぜん)にお邪魔したときに、竹島は島後の隠岐島町のエリアであるということですけれども、距離的には島前西ノ島町の岬が一番近いと。
 その一番近い岬から、もちろん見えなかったんでありますけれども、竹島方向をしっかりと眺めてきたことがありまして、あの方向に我が国固有の領土である竹島が存在するということは、実は現地に行って確認をしてきたこともあります。
 先ほども申し上げましたけれども、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も我が国固有の領土であるということは明らかであると思っております。
(問)テレビ朝日の井上です。
 今年も靖国神社の秋の例大祭の季節が来ておりますけれども、18日には国会議員団も集団参拝するという話もありますが、大臣は参拝される予定はありますでしょうか。
(答)特にありません。

(以上)