茂木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成30年8月7日

(平成30年8月7日(火) 10:31~10:34  於:官邸エントランスホール)

1.発言要旨

  特になし

2.質疑応答

(問)FFRの関係でアメリカ側と協議するわけですけど、どういった一致点を見出せれば大臣として及第点だと言えるのか、如何でしょうか。
(答)これは相手があることですので、正に現場での交渉ということになると思いますが、いよいよ明後日、8月9日にライトハイザー通商代表との間で日米の新たな通商協議、いわゆるFFRがスタートすることになるわけでありますけど、この協議を通じて日米の二国間の経済関係、これはもちろんでありますが、同時に日米両国がアジア太平洋地域の経済発展にいかに協力できるか、こういったことについて建設的な議論をしたい。そして、議論だけではなくて、しっかりそれが早期の成果につながるということが重要だと思っております。
 ただ、どういう内容になるか、具体的には現地で話すということになると思います。
(問)今回のFFRの中では、TPPにアメリカが復帰した場合の利点なども訴えていかれるおつもりはありますでしょうか。
(答)そういったことも含めて、例えば、経済が最もグローバル化をし、そして、技術革新が進んでいる国はアメリカでありますから、このTPPというものがアメリカの経済や雇用にとってもプラスになると、こういったこともお話をしたいと思いますし、同時に今の日米の経済関係、その実態を見ますと、1980年代、90年代、貿易摩擦が高まっていたころとはかなり違っておりまして、日本企業の現地への投資、そして、生産も進んでいます。相互依存関係にある、その中でいかに寄り添えた関係を強化していくか、win・winの関係にするのにはどうしたらいいか、こういったことについても話し合ってみたいと思っています。
(問)森山先生のところの対策会議で、TPPと同等というのは二国間では困るという進言がありましたが、それは一応政府の立場ということなのでしょうか。
(答)申入れを頂きました。そういったものを踏まえて、協議に臨みたいと思っております。

(以上)