茂木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成29年11月17日

(平成29年11月17日(金) 12:03~12:10  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

 まず、「第1回日本医療研究開発大賞」の受賞者が決まりましたのでお知らせをさせていただきます。
 本大賞は、医療分野の研究開発の推進に多大な貢献をした事例に関して、功績を称えることにより、国民の関心と理解を深めるとともに、研究者のインセンティブを高めることを目的として、本年度新たに創設されたものであります。
 健康・医療戦略本部長、内閣総理大臣でありますが、本部長賞は東京都医学総合研究所理事長の田中啓二氏の「プロテアソームの構造と機能の解明」が受賞されました。
 そして、私が務めております副本部長、健康・医療戦略担当大臣賞は、大塚製薬株式会社の「多剤耐性肺結核治療薬デラマニドの開発」が受賞されました。
 その他、文部科学大臣賞、そして厚生労働大臣賞、経済産業大臣賞及び日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞の各賞についても、受賞者が選考されております。
 表彰式につきましては私も出席をして、来月12月13日水曜日に総理大臣官邸にて実施することとしております。また、記念講演会を11月25日土曜日、東京国際交流館、お台場にありますが、こちらで開催することにいたしております。
 引き続いて、未来投資会議の概要についてでありますが、本日は「生産性革命」について議論を行わせていただきました。民間議員からの提言を三つ頂きました。
 小林会長から、設備投資や人材投資の加速に向けて、利益を上げているのに投資に必ずしも前向きでない企業への対応も含む、大胆な政策対応や経営者の選解任・後継者計画の確立、成長分野への人材移動などが必要だというお話がありました。
 三村会長からは、固定資産税の特例が赤字中小企業も含む中小企業全体の設備投資も促してきた効果を踏まえた破格の対応、事業承継税制の抜本拡充などが必要だというお話がありました。
 金丸議員から、これまでにない革新的なアイデアをビジネスにつなげるための規制の「サンドボックス」の仕組みや、技術革新に対応した電波帯域のさらなる有効活用などが必要との意見を頂きました。
 各提言の方向性については共通認識が会議の中で持てたと、このように考えております。
最後に、総理の方から御発言がありました。既に会議の最後でカメラ入りで聞かれている方もいらっしゃるかもしれませんが、その概要を改めて申し上げますと、賃上げや設備投資に積極的な企業には、国際競争において十分に戦える環境を整備する。賃上げや投資に消極的な企業には、コーポレートガバナンス改革や様々な政策ツールを活用して果断な経営判断を促す。赤字企業も含め、さらなる投資を促すべく従来にない税制や補正予算など大胆な支援策を講じる。規制の「サンドボックス」の創設に向け、次期通常国会へ法案提出に向けた準備を進めてほしい。関係各大臣は来月の政策パッケージに向け、政策の具体化を進めてほしい、こういった発言、御指示があったところであります。
 会議のポイントにつきましては以上です。

2.質疑応答

(問)未来投資会議、企業側から設備投資や賃上げを行う企業に対しての大胆な政策パッケージをと改めて要望がありました。総理からもそのように行っていくようにと指示がありました。12月にまとめる2兆円のパッケージにもその辺りを盛り込まれると思うのですが、現段階での大臣のお考え、どのような政策をやればいいと思っていらっしゃるか、よろしくお願いいたします。
(答)今日、会議で大体方向性につきましては共通認識が持てたということでありまして、今、御質問のあった会議で出た方向性に沿って具体的な数字であったりとか、具体的な施策は調整をしていきたい、しっかり結論を出したいと思っております。
(問)改めての質問で恐縮ですけれども、総理の指示の中でも中小企業の支援というようなことがあったと思うのですけれども、中小企業の強化が日本経済に及ぼす影響をどういうふうに捉えればいいか、よろしくお願いいたします。
(答)中小企業そして小規模事業者、日本企業全体の99%を占めております。特に地域においては、地域の雇用の大半、これも中小企業が担っていると、極めて日本経済にとって欠かすことのできない存在であると、そのように思っております。現在、そういった中でも厳しい経営環境にありながらも、設備投資であったりとか人材投資、IT投資に果敢に挑戦している中小企業があるわけでありまして、そうした取組を後押しする、こういったことは日本経済全体を再生する上でも極めて重要なポイントだと、こういった観点から政策パッケージの中に、その具体策を反映させたいと思っております。

(以上)

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