江崎内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成30年1月26日

(平成30年1月26日(金) 9:41~9:44  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 この度、県民の安全・安心を一層確保する観点から、沖縄県ハイヤー・タクシー協会及び沖縄県警の協力の下、沖縄における犯罪抑止対策の新たな取組として、防犯機器車載タクシー、通称「タクパト」を導入することにいたしました。
 この取組は、車載コンピュータシステムをタクシーに搭載し、事件・事故に遭遇した際、ワンタッチで即時に警察へ、位置情報や画像データ等を送信できるようにするものであります。
 まずは、4月下旬を目途に、県内のタクシーのうち400台に搭載し、試験的に運用を開始する予定であります。
 詳細は事務方にお問合せいただきますよう、お願い申し上げます。

2.質疑応答

(問)NHKの佐久間です。
 昨日オープンしました領土・主権展示館なんですけれども、韓国内で即刻閉鎖すべきだなど批判が高まっていますけれども、大臣の受け止めを教えてください。
(答)領土・主権展示館においては、竹島は歴史的にも国際法上も明らかに我が国固有の領土であることが御理解いただけるように展示しているものであります。竹島は我が国固有の領土であり、批判は当たらない。
 是非、国内外の多くの方に御来館いただき、理解を深めていただき、歴史認識も新たにしていただかないといけないと思っております。
(問)北海道新聞の水野と申します。
 関連してお伺いします。同じく領土問題である北方領土についての資料の展示がないということで、元島民からは是非東京で展示してほしいというふうに声が上がっているんですけれども。
(答)資料をそれぞれの地域から集めているときに、多少遅れたとは思いますが、必ずそうした(パンフレットの)ブースもしっかり対応してまいります。
(問)北方領土の関連の歴史的資料も、今後検討されるというようなことでよろしかったでしょうか。
(答)はい。(パンフレットの設置を)検討してまいります。
(問)朝日新聞の永田です。
 今のに関連して、大臣視察後、部屋を見て少し狭いのではないかというようなこともおっしゃっていたと思うのですけれども、今年度の予算の兼ね合いもあったと思うのですけれども、今後そういった場所の移転だったり、資料が増えてきてあそこに収まらないようなときというのは、どのようなことを検討されているか。
(答)また改めて担当と話し合いながら考えることでありますが、まず、資料をしっかりと集め、それを見て展示館側のスペースとか、そうしたものも考えるべきかと思います。

(以上)