江崎内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成30年1月5日

(平成30年1月5日(金) 12:13~12:17  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.発言要旨


 平成28年度から、沖縄子供の貧困緊急対策事業を実施していますが、この取組の更なる充実・強化を図るため、本日、沖縄総合事務局において、「沖縄子供の貧困対策等プロジェクトチーム」を新たに発足いたします。
 本チームは、子供の貧困に関する各地域の現場の状況や課題の把握、また、地元自治体や事業者への相談対応や助言等を主な任務とし、課長クラスのチーム長を始め、4名の体制になります。
 チームの運営に当たっては、島尻大臣補佐官の指導・助言もいただきつつ、地域のニーズを十分に把握しながら、それに応じたきめの細かな子供の貧困対策の充実を図ってまいります。
 なお、現地チームの発足については、本日13時15分から沖縄総合事務局でも島尻大臣補佐官による記者会見を予定しております。
 詳細は沖縄振興局にお問合せいただきたい。

2.質疑応答

(問)NHKの佐久間です。
 今日、新年初めての閣議後会見ということで、沖縄北方担当大臣としての1年間の抱負をお聞かせください。
(答)第三次安倍(第三次改造)内閣で沖縄及び北方担当(大臣)に就いて、これで5か月を迎えたわけです。特に沖縄は振興策に取り組んでまいりました。
 そして、北方に関しては、総理とプーチン大統領で共同経済活動についての首脳会談が行われておりますが、こうしたことが順調に進むことによって、北方四島の帰属問題の解決が進められることに、特に期待しておりますが、私どもも側面から一生懸命、北方領土問題に関する啓発に取り組みたいと思っております。
(問)本日の閣議で、羽生善治さんと井山裕太さんに国民栄誉賞が贈られることが閣議決定されました。大臣の受け止めを教えてください。
(答)(国民栄誉賞の受賞は)今まで将棋界ではありませんでしたし、囲碁界もありませんね。こうした分野の方に対しても国民栄誉賞(が贈られることは)私は結構なことだと思います。
(問)テレビ朝日、村野と申します。
 昨年末ですけれども、消費者庁から四度の一部業務停止命令を受けたジャパンライフが事実上倒産というふうに報じられているんですけれども、このジャパンライフに消費者庁から職員の方が天下りをしていたということで、それがかえってジャパンライフの被害の拡大を招いたというような指摘が弁護団からもあるようなんですけれども、大臣のお考えをお聞かせいただけますでしょうか。
(答)それは私は全くないと思っておりますし、同社に対して4回の行政処分を行うなど、消費者庁としてしっかり対応しております。随分前に消費者庁をお辞めになって、その後、消費者庁から出身の省を経て、ジャパンライフに出られたということを伺っておりますが、今回このジャパンライフのいろいろな刑事告発について消費者庁出身の方が(被害の拡大を招いた)といったことはないと私は確信しております。
 個別の企業の経営や刑事告発でのコメントは差し控えます。

(以上)