江崎内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成29年12月19日

(平成29年12月19日(火) 11:30~11:35  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.質疑応答

(問)NHKの佐久間です。
 沖縄の宜野湾市の小学校に窓枠が落下した件について、人為的ミスであったとアメリカ軍側から連絡があったということです。アメリカ軍は、このヘリコプターと同型のヘリコプターを、人為的ミスだったとして、(飛行を)再開するようにしています。これについて翁長知事は、「米軍はよき隣人ではない」と発言した上で、官邸、政府には当事者能力がないというふうに批判をしております。大臣の御見解をお聞かせください。
(答)沖縄県知事としての立場での発言ですが、いずれにしろ人的ミスであり、整備不良など整備の面でもいろいろ言われております。米軍も防衛省もしっかり判断したものですが、これからこうしたことのないように、引き続き、米側に対し安全確保に万全を期するよう求めていかなければなりません。
(問)朝日新聞、永田です。
 話題変わりまして、昨日、安倍総理に手交のあった海洋基本計画についてお伺いしたいと思います。参与会議がまとめた意見書ですけども、安全保障を重視した内容となりましたが、それへの大臣の評価と、来春の策定に向けて、どういう議論を政府内で行っていきたいか、御所感をお願いします。
(答)私も(総理への)手交に立ち会わせていただきましたが、「海洋の安全保障」、「海洋の産業利用」などの、誠に時宜を得たテーマを始め、海洋政策に関して長期的視点を持った貴重な提言を頂いたものと理解しております。来春の次期計画策定に向けて、関係省庁と連携しながら、海洋に関する諸施策等の検討を進めてまいりたいと思っております。
(問)沖縄タイムスの上地です。
 先ほどのCH-53の件に戻るんですけれども、防衛省は、安全面の確保のためとして、学校に防犯カメラの設置なども検討されてるようなんですけれども、宜野湾市民の安全面を確保するという面で、振興担当として何らかの対策などお考えでありますでしょうか。
(答)これもまた私ども、当事者ともよく話合いをしながら、地元の御期待に応えられるような努力をしていきたい。私は、御案内のように、振興策の担当ですが、何よりも沖縄県民の皆さんのそうした不安を払拭することも振興策の一環だと思っております。

(以上)