江崎内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成29年12月15日

(平成29年12月15日(金) 11:15~11:22  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.質疑応答

(問)NHKの佐久間です。
 宜野湾市の小学校のグラウンドにアメリカ軍の大型ヘリコプターの窓が落下して児童が怪我をしました。大臣、ちょうど沖縄にいらっしゃったときだと思いますけれども、現地で情報収集もされていたというお話を伺いました。受け止めを教えてください。
(答)12日から14日まで公務で出かけたのですが、ちょうど13日午前中に連絡が入りまして、公務は一切取りやめにして直ちに宜野湾市役所へ出かけました。そして、市長からどんな状況であったか報告を伺って、その後は(沖縄)総合事務局でいろいろな調査結果の連絡待ちをしておりましたが、次の日にはもう、いち早く(東京に)戻らないといけないということで、こちらへ戻った次第であります。
(問)事故について、大臣はどのように捉えていらっしゃるか。
(答)あってはならないことですし、アメリカ軍のこうした事故などには沖縄県民のみならず、(国民全体が)非常に厳しい見方をしているといった気持ちを持っております。
(問)東京新聞の吉田です。
 このヘリの窓の落下によって、この沖縄振興策についての視察の機会を失われたとも見られると思うんですけども、改めて基地問題によって沖縄振興への影響を受ける部分について何か感じたことがあれば、是非お聞かせ願えますか。
(答)これは沖縄の振興策とは別問題として、やはり政府もアメリカ軍に対して厳しく言うことは言うといったことで、私は振興策とは連動しないといった見方をしております。

2.資産公開に関する質疑応答

(問)共同通信の中田です。
 第4次安倍内閣の閣僚の皆様の資産公開が行われることになっていまして、前回の公開から3箇月ぐらいというのはちょっと短い期間でのまた再度の公開になったんですけれども、大臣、内容はちょっとした変更もあるようですけれども、受け止めないし御所感があればお願いします。
(答)大臣として資産公開は、大臣等規範に基づき、在任中の清廉さ、公正さを保ち、政治と行政に対する国民の信頼を確保できるようにしっかり報告をしております。
(問)テレビ朝日の安間と申します。
 関連して、大臣自身の資産公開という制度についての大臣の所感と、併せて、今言及がありました大臣規範について、大規模なパーティー等は自粛という定めがありますけれども、大臣がお考えになる大規模なパーティーというのは一体どういったものなのかというのを簡単にお伺いできれば。
(答)私は国会議員になって、落選の期間も入れまして20年近くになりますが、パーティーをやりましたことは1回だけです。かつて私が仕えた国会議員をしのび、私が国会議員になった折に鐵磨君を激励するといったことで、東京で行いましたが、選挙区、そして全国ででも、パーティーはこの一度だけで、それ以外一切やっておりません。自分は強い気持ちを持っており、これは私の自信と誇りです。
(問)関連してお答えできればで結構なんですけれども、一方で、非常に大規模なパーティーをされている閣僚の方もいらっしゃいますけれども、その辺り、大臣とお考えが違う方もいらっしゃるのかなと。そういったことについて、もし言及できる部分があればお願いいたします。
(答)これは、それぞれの議員の諸般の事情だと、それと私はあまり人様について語ることは控えます。

(以上)